地図のお話

昨11日（土）、
丹沢Bコースにて第3回地図読み講習会を行いました。

東京、小田原ほか、平野部は晴れだったそうですが、
丹沢の稜線は雪。
風もけっこう強く、半分、吹雪状態でした。

積雪もかなりのものです。
畦ヶ丸山の頂上で30cmくらい。
登山道はところどころが圧雪になっていて、
慎重な行動が要求される箇所もあります。
強い冬型の気圧配置が続いたので多少は覚悟していましたが、
まさかここまでとは。

Bコースは、畦ヶ丸山の頂上から
登山道のない尾根に入るルートどりになっているため、
突っ込むことに少し躊躇しましたが、
受講生のみなさんが、この時点でまったく疲れを見せておらず、
足取りにも不安がなかったので、
予定通り、権現山へ向かう吊尾根に入りました。

小ピークの位置と支尾根の分岐をひとつひとつ確認して進み、
西沢沿いの登山道に戻ったのが午後５時。
ロングルートだけに、予想を超えた、充実した講習会になりました。

しかし、これで３回連続悪天です。
さすがに慣れました。
視界がないほうが地図読みの訓練には好都合、
上等だよ、悪天、
と強がりたくなる気分です。

ああ、でもほんとうは恋しいお日様。
次のDコースには、私がお気に入りの、
雑木林の中の陽だまり休憩所もあるだけに、
やっぱり、神頼みしたい気分です。