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テーマ:★☆沖縄☆★(2875)
カテゴリ:国内の旅
沖縄旅日記・その5(→今までのお話)
久しぶりの沖縄旅日記です。まだまだ続くのに、こんなにゆっくり書いていていいのかしら…なんて思いつつ、まあいっか、ネタ切れ(切れてないけど)&気が向いたときにボチボチ更新していきます。 市場通りを抜けたらたどり着いた場所、沖縄の焼き物の里であるやちむん通りです。この通りに入ってすぐのところにあるのが、那覇市立壺屋焼物博物館です。ガイドブックの写真で見たら、このやちむん通りは雰囲気がよさそうだし、沖縄にしかない焼物ならぜひ見てみたいと思っていました。しかし、今回いっしょに旅行したメンバー、焼物に興味がありそうなのは1人か2人、でも、地味な焼物を見るよりはビーチで満喫したい!ってタイプだったので、行かれるチャンスは一人でいられたその日だけでした。 私は焼物を見ることは好きだけど、作るとなったらそれは別のお話。とても苦手です。今まで作ったものは、縄文土器のような分厚い花瓶だとか、持つだけで手が疲れそうな重いカップだとか…。まともに作れたのって、ナスの形をした箸置きか小さな猫の置物だけですから。センスはてんでありません。 さてさて、この焼物博物館の展示は、沖縄の焼物の歴史、常設展示、復元民家、映像シアター、企画展示の5つのセクションに分かれています。 常設展の展示品。 焼物の主な物には、荒焼(アラヤチ)という、釉薬(うわぐすり)をかけずに焼いた土のあたたかみが感じられるもの、上焼(ジョーチー)よいう、釉薬をかけて焼き、様々な色彩や飾り付けが見られるものがあります。上の写真は上焼が多いですね。 荒焼だと思われるシーサー。 沖縄の焼物はなんだか赤いと思いませんか?これは後日糸満のタクシーの運転手さんが教えてくださったのですが、焼物用の赤土は糸満から運ばれるのだそうです。糸満ではタクシーの中から赤い土を見ました。 復元民家では、沖縄戦以前の壺屋の民家の台所部分が復元されていて、毎日の暮しで使われていた壺屋焼を紹介していました。また映像シアターでは、土地の人々が壺屋を語るのですが、わからん…沖縄の言葉で終わりました。 企画展示室で自主学習をしていた子どもたちも。 博物館の外、ニシヌメー広場。普通のカメラで撮影。 緑に囲まれたこの広場には、写真のような御堂や大きなガジュマルの木がありました。それから湧田の平窯という窯が展示されていました。これは現在の沖縄県庁の敷地にあっ瓦窯が移設されたそうです。 普通のカメラで撮影。 写真はうまく撮れなかったので掲載しませんが、この博物館のトイレの手洗い場のシンクもなんと焼物。けっこう有名な方の作品のようでした。何から何までが壺屋の焼物でうめつくされた、素敵な博物館でした。 つづく♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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