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大連留学

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大連留学

大連留学について

大学生時代、私は大連留学を1年間経験しました。
大連という都市は中国に対する一般的なイメージと違い
とても綺麗で日本人が生活しやすいです。
大連留学を検討中の方は私の体験談をご参考下さいね。

【 おことわり 】
この「大連留学」は、あくまで個人による留学体験談です。
実際に大連に留学される場合、最終的にはあなたの判断一つですので、その点を予めご了承下さい。

「開心大連」64歳からの中国滞在記
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広い中国の中で、なぜ大連留学なのか?

私が大連に留学した理由は至ってシンプル。通っていた(日本の)大学で、中国留学をサポートしている(交換留学している)大学が、たまたま大連に一校しかなかったという理由です。※私費留学ではもちろん中国のどこへでも行けましたが、せっかく大学がサポートしている大学であり、国費(奨学金)も出るという条件であったため、迷わず大連留学を決めました。私は中国留学中、そして社会人なった今でも中国に旅行していますが、以前も今も「大連留学」は良いと考えています。ではその理由は何でしょうか?

大連は日本人に温かい街

私は「大連は日本人に温かい街」だということを感じることがよくありました。大連という街は日系企業が多く、日本人が多いという理由からです。私が聞いた話ですが大連には20000人の日本人がいるそうです。

「日本人」という人種に抵抗がある街も中国にはたくさんある中で、これだけ親日な街は大連以外にないですし、長く留学するなら、なおのこと重要な問題だと思います。日本料理屋も多いので、日本料理が恋しくなっても安心ですね(笑)。私は大連留学後半はよく、広島風おこのみやき屋さんに行っていました。

また肝心の中国語を勉強するという点で見逃せないメリットがあります。それは日系企業が多いため、大連の中国人大学生は日本語を勉強している学生がたくさんいるということ。すなわち、日本人の友達を見つけて日本語を上達させたいというニーズが強いわけです。

いわゆる「相互学習(互いに母国語を教え合う)」を留学生はよくやるわけですが、その相互学習友達を見つけるのに全く苦労しません。大連が一番苦労しないんじゃないかと思います。※私の経験ではある中国人に「日本語を勉強している同年代の友達が欲しい」と頼んだところ、何人も応募(?)があって困ったという経験があります。一緒に大連留学に来ていた日本人の友達などは、日替わりで相互学習友達がやってくるというツワモノぶりでした。とにかく相互学習友達を探すのは大連では容易なことなんです。

ショッピング、温泉、映画、カラオケ、ボーリングに出かけよう!

さすが日系企業の多い大連です。日本人が好みそうな施設がたくさんあります。(温泉などはその象徴たるもの・・・)もちろん上海や北京など大都市にもあります。悪く言えば誘惑が多いということですので注意が必要ですが、留学生活というのは「メリハリ」が必要です。特に私はショッピングと温泉が好きでした。ショッピングは「物を買いに行く」というよりも「どんなものが売っているのか見物に行く」という感じでよく出かけていましたね。

デパートなどはあまり面白くありませんが、市場へ行くといろんなおじさん、おばさんが威勢よく物を売っています。こちらがちょっと足を止めようものなら、すぐに「これいいよ!買わない?」と攻めてきますが、これが私には楽しかったりします。そこでコミュニケーションができるわけで、日々勉強している中国語を試せる貴重な場になります。そこでうまく話せなくても構いません。最悪何もしゃべれなくて歯がゆい思いして帰ってきても良いです。

大事なのはこういう「思い通りに話せなくて悔しい思いする」経験を積極的にできるかどうかが、語学力アップでは大切です。テキストと睨めっこして、一日中録音テープで勉強したって、なかなか習得できません。ちょっと話はそれましが、語学力アップのためにも(もちろん気晴らしにでも)、いろんなところへ出かける場が大連にはあります。

私の通った大連理工大学

いまさらぶっちゃけますが、私が1年間通っていたのは大連理工大学です。大学の敷地面積はとても広く、ひとつの町なのではないか?と思うくらい広いです。大連理工大学に留学を検討されている方のために少し書きたいと思います。

大連理工大学での外国人向け寮は4種類ありますが、一番良いのは正門近くの閑静なところ(となりにテニスコートと大きな体育館があります)。1ヶ月の家賃は1500元程度です。私はこちらに1年間住んでいました。4階建ての一番上の南側の一番大きな部屋でしたので、部屋も大変広く、ベッドが2つあって完全に2人部屋なのですが、1人で住まわせてもらえました(もちろん1人分の家賃です)。他の特徴としては、・勉強する教室棟まで近いこと。・シャワー&トイレが付いていてかつ広く綺麗であること。繰り返しになりますが、閑静であることは私にとって良かったです。

次にワンランク下の北門近くの寮があります。1ヶ月の家賃は不明ですが上記よりは安いでしょう。実はこちらはピンキリで、エレベーター付きの良いところと、階段のところと2つ棟があるようです。メイン通りに面しているので少々賑やかです。私の友人からはシャワー室が狭いという不満を聞いたことがあります(留学中に慣れてしまうみたいですが・・・)。私は住んでないので、客観的な評価になりますが、良い点は・(食事を学生食堂で済ますのであれば)学生食堂がすぐ隣にあること。・いろんなものが揃う(ある意味この近辺のコンビニ的存在である)商店が徒歩30秒でいけること。・大連中心部へ行ける各種バスの停留所が目の前であること。などでしょうか。悪い点は・勉強する教室棟まで遠いこと(早くても徒歩15分くらいでしょうか)。ちなみにこの寮にお邪魔させてもらったことがありますが、部屋の広さは、日本のビジネスホテルのシングルルームの1.5倍くらいあります。※ちなみに上記私の住んだ寮は2倍くらいです。

補足ですが、上記2つの寮でインターネットはできます。動画閲覧などしない限りは問題なく快適に利用できます。日本の光、もしくはADSLのような速さはありません。中国で言うところのADSLのようですが、実際の速度は下り0.6Mbps~0.9Mbpsくらいでした。料金は私の留学していた頃は無料でした。部屋にインターネットの線が来ていない場合もありますので、フロントで頼めば、業者さんが接続工事をやってくれます。※日本とは事情が違いますので、ちゃっと繋がらなかったら何度もフロントにアタックしてください。業者さんもなかなかいい加減なところがありますので(笑)。「日本のパソコンだから繋がらないのだ」とか言われてもくじけないように。私の知る限り、日本人の持ってきたパソコンはみな正常に繋がりましたから(笑)

残りの寮についての詳細は分かりませんが、1つは大連理工大学敷地内の東部にあります。かなり家賃が安く600元くらいと聞いたことがありますが定かではありません。とても静かなところで、私が留学していた頃は、ロシア人留学生が多く住んでいたようです。日本人ももちろん住んでいました。コスト的には魅力的なので(年間計算でも家賃10万円くらいで住むかも?!)少々の不便を覚悟ならば良いかもしれません。※こちらの寮でインターネットができるかどうかは不明です。

大連理工大学は(というより大連では)スチーム暖房が完備しているので、マイナス十度を下回るような凍てつく環境でも、室内は暖かく過ごしやすいです。この点は私も感動しました。上海にも何度か訪れたことがありますが、スチーム暖房の無い上海から比べたら大連の方がとても過ごしやすいです。一方、夏の大連はとても快適で暑い日でもせいぜい25度くらいまででしょうか。一年を通しての感想は、夏と冬が短く、春と秋が長いという印象でとても過ごしやすいです。

※何か大連理工大学に関して分からないことがあれば、大連理工大学に直接たずねる、もしくはこのブログの掲示板<ニーハオBBS>で質問してください。分かる範囲内でお答えします。

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