野末陳平通信 （メール：nozuchin87@yahoo.co.jp）

政治の話ですが、軽率な大連立は駄目とはいえ、そういう流れになるだろうと予測していたが、どうやら菅直人の大連立構想は、つぶれたみたいですね。
自民党は野党として、被災地復興の協力をするという。菅総理が、このまま居座ることを嫌い、延命に手を貸すことを拒否したのでしょう。
菅総理が責任とって辞任することにすれば、大連立の話はすすんだろうが、カレは石にかじりついても総理でいたい男だから、せっかく世論がこの話を支持したのに、自らぶっこわしてしまった。
とすれば、解散総選挙も遠のいた今、自民党としては、これから菅直人が自滅するのを待つことになるのだろう。
無能な菅直人への厳しい批判が、これからマスコミに出てくるよ、とこのブログで書いた通り、じわじわ、その声があがり始めてきました。
菅だけでなく、枝野も共犯だと思うし、民主党の大幹部たちも戦犯だと思うけど、この事態になってしまったら、政府の失態に我慢も限界に達するだろう、と思う。
これから、これまで我慢してきた人たちの率直な声が、噴き出してきても、おかしくない。
被災地の不満は当然として、国民みんな、菅直人のレベルの低さに、文句言いたいのではないか。
本人と周辺だけだよね、世論の空気がわかってないのは。
補正予算の財源は、子ども手当など、バラマキ政策を全部ひっこめることから始めれば、支持率が上がってくるのにねぇ。