オリオールズ・上原vsヤンキース・松井 開幕2戦目4・8激突!
巨人からフリーエージェント(FA)になった上原浩治投手(33)が、米大リーグのオリオールズと基本合意に達したことが7日、分かった。地元紙「ボルティモア・サン」が6日付電子版で報じたもので、2年総額1000万ドル(約9億4000万円)、出来高を含むと最高1600万ドル(約15億円)の見込み。先発2番手となることが有力で、開幕2戦目の4月8日のヤンキース戦で先発する可能性が浮上。巨人時代から親交のある松井秀喜外野手(34)を相手に、メジャーデビューを飾る。 海の向こうの新天地へ思いをはせながら、体を動かす上原の表情は明るかった。こだわり続けてきたメジャー挑戦の正式決定が、ついに秒読み段階に入った。「何も具体的に決まっていないので、何とも言えません。明日(8日)以降、正式に決まればまたお話しします」この日、都内で自主トレした後、右腕は慎重に言葉を選んだが、自然に笑みがこぼれた。 ボルティモアの地元紙が現地時間の6日、上原とオリオールズが2年契約で基本合意に達したと報じた。本人の「先発にこだわりたい」という思いは強く、チームも先発投手として起用する方針とみられる。昨季ア・リーグ東地区5球団中、最下位だったチームは、11年連続負け越し。2ケタ勝利したのは10勝12敗の右腕ガスリーだけで、先発陣の防御率5・51はリーグ最悪だった。今オフに、昨季7勝(8敗)ながら過去2度の2ケタ勝利経験のある左腕ヘンドリクソンを獲得。9勝10敗のオルソン、3勝5敗のウォーターズらとローテ枠を争うことになるが、上原がエースのガスリーに次ぐ、先発2番手となる可能性は高い。 同時に、夢の対決がいきなり実現する可能性も高まってきた。オリオールズの09年シーズンは、本拠地にヤンキースを迎えて開幕する。上原が先発2番手で開幕ローテ入りすれば、先発するのは4月8日の開幕第2戦。巨人で4年間ともにプレーし、今でも親交の深い松井と激突することになる。メジャー移籍後も、オフにラジオ番組で共演するなど、刺激を受け続けてきた先輩と、デビュー戦で早くも初の真剣勝負を演じることになりそうだ。 ア・リーグ東地区には、他にもレッドソックスに松坂と岡島、田沢の3投手、レイズに岩村と日本人選手のライバルたちがひしめく。上原本人は、移籍先に関して「すべて代理人に任せています」としているが、ファンにとっても楽しみが増えるのは間違いない。 米大リーグ移籍に備え、右腕は例年より早く昨年12月から始動。この日も、ランニング、キャッチボール、ウエートトレーニングをみっちりとこなした。動きは軽快で、体調は良好の様子。米国にいる代理人のマーク・ピーパー氏は、本紙の取材に「交渉は終わった。あとはメディカル・チェックを残すのみだ」と説明した。今後の上原は、近日中にも渡米し、身体検査を経て正式に契約を結ぶ見込みだ。 ずっと上を向いて歩んできた。日本では112勝を積み重ねた。「目標は上に置かないと、自分が向上していかない」という持論を、今度はメジャーのマウンドで体現する。上原は決まったか・・後は川上と高橋の建さんだけか、早く決まるといいね。。Pockybearショップからひとこと ブーフーウー・FOKIDS・RAGMARTなどのブランド子供服の品揃え抜群な子供服セレクトショップ。 ↑ブログランキングに登録しましたクリックしてね