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カテゴリ:偉人を偲んで
今回、紹介する偉人は『濱口梧陵』です。
以前、違うお話で少し濱口梧陵さんについて書いたのですが、 和歌山の偉人巡りでは、この方も絶対外せませんね。 濱口梧陵は、和歌山県広川町出身で、あのヤマサ醤油を創業した濱口家の7代目当主です。 濱口梧陵といえば『稲むらの火』です。 小泉八雲という方が書いたお話なんですが、小泉八雲さんはギリシャ生まれの小説家で パトリック・ラフカディオ・ハーンというお名前です。 安政元年(1854年)の安政南海地震による津波で起きた故事をもとにした物語です。 そして、この物語の主人公のモデルは、濱口梧陵さんなんです。 物語の概要は、村の高台に住む庄屋の五兵衛は、地震の揺れを感じたあと、 海水が沖合へ退いていくのを見て津波の来襲に気付き、 祭りの準備に心奪われている村人たちに危険を知らせるため、 五兵衛は自分の田にある刈り取ったばかりの稲の束(稲むら)に松明で火をつけた。 火事と見て、消火のために高台に集まった村人たちの眼下で、津波は猛威を振るう。 五兵衛の機転と犠牲的精神によって村人たちはみな津波から守られたというお話ですね。 実に村人の9割以上の尊い命を救ったわけです。 津波への警戒と早期避難の重要性、人命救助のための犠牲的精神の発揮を 説いたすばらしいお話です。 その後も濱口梧陵は、将来くるであろう地震、津波に備え、莫大な私財を投資して、 多くの偉業を遂げました。 それでは、次回、濱口梧陵さんにゆかりある地を散策してみましょう。 行程表更新しております。 ファッション・ブランド品のお買い得情報はこちらをどうぞ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Feb 5, 2013 10:30:09 AM
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