癌告知を受けたその日 仕事を終えて帰宅。我が家はさざえさん一家なので、実母が同居している。母に『私癌なんやって』『初期なんやろ?』『どーも初期じゃないみたい』てな会話がなされ、旦那にもメール。ベッドで休むと意味なく涙がでてきた。死ぬのが怖いとかじゃなく不思議な涙でした。私がいなくなることよりも、いなくなった後、残された人のことを考えると死ぬわけにはいかないな・・・って涙かな・・次の日からとても忙しい。仕事の引継ぎにどこで治療するかも決めないといけない。早い方がいいと皆にせかされ私が選択したのは東京での治療だった。京都での治療も考えたが、子供と旦那の世話を母に任せないといけない。頑張り屋の母は、私の世話もしてくれるだろうが、倒れられても困る。そこで東京にいる妹が手を上げてくれた。『私が姉ちゃんの世話するから』ありがたい!!たまたま知人の医師も東京の癌研究所有明病院の消化器センターに赴任されていて早速相談。『先生のとこで治療してもらおうかな』で私は東京で手術を受けることになった。先生もかなり早く動いてくれたはったと思う・・(ありがとうございます)かくして東京での治療開始。もちろんいきなり入院ではなく、診察へ赴いた。採血CT胃カメラと忙しく検査をこなす。患者って大変!!いままで、医療を提供する側にいた私。わかってるつもりでも実際これほどハードとは・・・かなりとほほ・・な感じでした。しかもしんどいし・・・
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