闘病日記って難しい。自分の思い出になればとおもいつつ、コンピューターに手が向かない。で・・・回復室での家族の面会。うなずくくらいが精一杯だった。麻酔のおかげか創部の痛みは感じないけどとにかく眠い。せっかく身に来てくれた家族ともそこそこに当日はうとうとしながら終了。あっという間に39年間連れ添った胃とお別れしていた。わかってはいたけど次の日から歩かされる。身体はとにかくチューブだらけ。傷口が破裂して裂けないかなあ・・・とかめっちゃ不安・・・しかし!!看護師さんは厳しい。フツーに『はい、歯磨きに洗面台まで行こう』『次は顔洗いに行こう』起き上がるのも尋常のスピードでは無理・・なんて過酷なことをさせるのか・・ほっといて~~と思いつつ、自分もケースワーカーとして『動く方が早く回復するんですよ~次の日からはがんばって歩いてもらいますからね~』なんて笑顔で励まし??ていたなあ・・分かってるって・・動いた方がいいんですよね・・でもかなりつらかった。二度と開腹手術は受けたくないと強く思った。3日目には自室に戻る。胃がないのに食事は点滴かと思いきや、早速おもゆとかでてくる。食べるのもおっかなびっくりの状態でつなげてある食道と小腸のつなぎ目は大丈夫なんだろうか・・・とか執刀の先生に失礼なことを考えたりする。かなり失礼であったが実際先生に聞いてみた。『そんなしょうもない手術はしてないから大丈夫』とてもさわやかなやさしい笑顔で答えてくれはりました。(主治医が先生でよかった)傷口は保護してあってすぐには見れなかった。見るのも怖かったけど・・初めて傷口とご対面したときはやっぱりショック・・胸からへそ下まで一直線に線が入っててホッチキスで23個も止めてあった。鏡に映しながらビキニはきれないなあとか真剣に考えた。恐らく1週間後あたりに控えている抜針も怖かった。当たり前だけど今まで手術経過を見守る側にいて実際経験するのは怖いことだらけで・・しかも医療提供する側はこれも当たり前だけど当たり前すぎて患者さんの本当の不安を見てないのかも・・やっぱり実体験してみないと分からないよ本当・・・
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最終更新日
2011年10月12日 09時48分43秒
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