シドニー　あれ,これ,ホ～ント？

さ～お待たせいたしました　噛めば噛むほど味の出る女、つまりジャーキー！！

今日は和風ビーフジャーキーの紹介よ 

まず肉屋に行って「ＳＫＩＲＴ」の部分を購入します　

シドニーには店頭に出ていますが日本では肉屋に頼まないと入手困難でしょう
大手の肉屋なら牛を解体するときに必ず出るところなので　注文しときましょう、価格はステーキ肉の半額ぐらいよ　

ＳＫＩＲＴというのは牛の腰の部分すなわちウエストから下のすその部分をスカートと言います　赤肉ではなく脂肪も無く　繊維だけですから裂けやすくジャーキーには持って来いの部分よ

　　これがＳＫＩＲＴ肉　

今日は５００グラム買いました　　５ドル（約５００円）

３～４センチ幅に繊維に沿って切り分けて　かぶるくらいの水に塩を加え　沸騰させてからスカート肉を入れます　１０分ぐらい茹でます　　

茹で上がったお湯を８０％ほど捨てて　さてここから味付けです　

　　　今日は和風のみりん風味で味付けました

残った２０％ほどのゆで汁に　　

醤油　カップ半分　　みりんカップ半分　砂糖大さじ２　酒　カップ４分の１　塩、黒コショウを加えて２０分ほど強火で煮詰めます

　　　　　　　　　　　　↓　こってり煮詰めた後　↑

　　　オーブンに並べて　２００度で１０分

オーブンを使うのは　水分をイッキに飛ばすためよ　

オーブンは焼くためだけではないのよ

だってネチネチしてたら食べにくいし　ジャーキーは乾燥肉の事だから水分を飛ばして長期保存を可能にするためにオーブンの活躍は大

オーブンが無ければ　ラップをしないで冷蔵庫で丸一日寝かしてみたら？水分飛ぶかも。　

　これが出来上がり　

私は太めに作って　爪でゆっくり裂きながら　噛んで楽しんでいます

小悪魔的な危ない香りが私を誘い　もっと手を出してしまうの

噛めば噛むほど味が出てきて　酒が進むの　

女優で言ったら、、、、岩下志摩

危ないおつまみ

味付けの段階で調味料を変えると世界各国の風味が楽しめるのよ

今日は和風を紹介したけれど　次回は

キャサリーン　ゼッタ　ｼﾞｮｰﾝｽﾞ　の一口で虜になる魅惑のイギリス風味

アントニオバンデラス　のギラギラメラメラおばさん失神スパニッシュ風味

アンディー　ラウ　の何が入ってるかやっぱり危ない香港中華風味

アル　パチーノ　の凄みの効いた小指も無くなるゴッドファーザー風味

ってこんなの　次回紹介するわね

さぁ～これを読んでるあなた！早く肉屋に走って　注文しといてね　

肉はかなり縮むので１キロなんですぐなくなるわよ

さ、席を立って、、、、