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大地震で交通がまひする事態に備え、徒歩での安全な帰宅方法を判断してもらおうと、横浜市緑区と緑火災予防協会が、公衆トイレや水飲み場などを記載した「帰宅困難者支援マップ」を5千部作成した。 同区役所総務課で無料配布している。 ![]() 同課によると、東日本大震災では区内の主要駅でも帰宅困難者が発生。 鴨居、中山、十日市場、長津田の4駅周辺に急きょ開設した8カ所の一時滞在施設には計約570人が避難した。 夜を明かした人もいたという。 マップ(縦42センチ、横57センチ)では、緑区を中心とした広域の地図上に、水やトイレの提供に関して市と協定を結んでいるガソリンスタンドやコンビニエンスストアなどの「災害時帰宅支援ステーション」を表示。 広域避難場所や公園の水飲み場なども記し、緑区内については公衆トイレの位置も示している。 裏面には、災害用伝言ダイヤルの利用方法や鉄道の広域路線図なども掲載。 マップは折り畳むと縦11センチ、横8センチと携帯しやすいサイズになる。 同課は「持ち歩けるように工夫した。非常時に役立ててほしい」と話している。 (カナロコより) -------------------- 行政が用意する帰宅支援地図はまだ珍しいのではないだろうか。 水・トイレ・災害時帰宅支援ステーションはいざという時には非常に重要な情報になる。 もちろん、発災時にそれらがすべて機能するかどうかは未知数だが、ある程度の分布状況がつかめれば被災者にとっては心強いものだ。 災害用伝言ダイヤルの利用方法も実際のところなかなか分からないもの。 小さいサイズなら常にバッグに入れておくこともできるだろう。 東日本大震災を経験して、行政側の防災に関する取り組みや発信は以前に比べてより具体性・現実性が出てきているように思う。 災害はめったに起きないものという前提は崩れ、いつ来てもおかしくないという認識は社会に広がっている。 水やトイレ、災害時帰宅支援ステーションの分布も地図に落として初めて分かるもの。 それで足りないと感じれば住民側から行政や企業に働きかけるきっかけにもなる。 そのような双方向性のある利用が出来れば防災体制の強化につながる。 大がかりなシミュレーションばかりでなく、こうした足元に根差した取り組みこそが地域防災力を高めていく力になるのではないか。 一つの区の取り組みだが、いい前例ととらえたい。
海上保安庁はこのほど、ビジュアル化した海洋情報を地図に重ねて表示するWebサイト「海洋政策支援情報ツール」の提供を開始した。 同庁は2008年に閣議決定された海洋基本計画に基づいて海洋情報の一元化を進めており、2010年3月には、各関係機関の保有情報をデータベース化したWebサイト「海洋情報クリアリングハウス」を開設している。 海洋政策支援情報ツールの提供もこの取り組みの一環で、同庁が保有する海洋情報をビジュアル化して地図上に表現し、直感的に理解しやすい形で公開するというもの。 ![]() 同ツールで閲覧できる情報は、海底地形画像や領海線、船舶通航量、航路標識、海獣類生息地、漁業権設定区域、港湾区域、水深、水温など計52項目。 ユーザーは、目的に応じてこれらの情報のなかから必要なものを表示させることができる。 ![]() なお、現バージョンはプロトタイプとなっており、今後、ユーザーの要望に応じて情報の追加や表示機能の強化を行うという。 ![]() ![]() (マイナビニュースより) -------------------- さしずめ「海のGIS」といったところか。 普段なかなか関わらない分野だけに、コンテンツもマニアックに感じてしまう。 背景は白地図、公共地図、深海用、深海用(領海線)、近海用、近海用(領海線)、船舶通航量から選ぶことができ、その上に情報項目を重ねることができる。 デザインやインターフェイスも非常に優秀だ。 これに自分の持っているデータをインポートできたり、他のデータとのマッシュアップが図れればなおいいが。 とはいえ、海に関するデータは多くの場合海保にあるわけで。。。
気象庁は25日までに、ホームページ(HP)で地図上に津波や気象関係の警報・注意報が出た場所を示す色を改善すると発表した。 特に警戒を要する情報を、これまで使っていなかった「紫」で表示。 警報クラスは「赤」、注意報クラスには「黄」を用いる。 津波や気象警報に危険度に応じた統一感を持たせ色覚障害者らにも見やすくするのが狙い。 来年3月までに実施する。 大津波警報が出た海岸線の色は現在の赤から紫に、津波警報はオレンジから赤に変更。 注意報は黄色で変わらない。 大津波警報は、着色した海岸線のラインも太くして見やすくする。 気象警報・注意報の画面では、土砂崩れなどの危険性が高い「土砂災害警戒情報」が出た地域を紅白のしま模様から紫と黒のしま模様に変更。 警報は赤、注意報は黄で変更はない。 色覚障害者が判別しにくいとされる赤と緑を、同じ図の中で使うのは避ける。 大雨など数値が高くなるほど危険度が増す情報を示す色は、危険な方から紫、赤、オレンジ、黄の順となる。 台風情報で暴風域に入る確率を示す画面や、雨の強さを示すレーダー画面、震度分布、地域気象観測システム(アメダス)の気温分布の色合いも変える。 改善に当たっては色覚障害者らへのアンケートのほか、専門家の意見を参考にしたという。 (日本経済新聞より) -------------------- いわゆるユニバーサルデザインの一環か。 最近では多くの公的な地図で色使いに関する配慮がされるようになっており、気象庁も例外ではないということ。 気象警報や各種ハザード情報の場合、色覚障害者への配慮はもちろん、図を見た人が色にどのようなイメージを抱くかという側面も考慮しなければならない。 心理的に適切な危機感を抱いてもらえるような色使い、そして曲解を生まないような配慮も必要になる。 気象警報の場合は、日頃から比較的目にする機会が多いカテゴリー。 最初は違和感があったとしても、すぐに慣れるだろうとは思う。 今後気象庁以外が出すハザード情報も同じような方向性で合わせられれば尚いいだろう。 こうした色使いの配慮はもちろんだが、社会として災害弱者へのサポート体制をしっかりと確立することも重要。 色使いの変更一つとっても、その意味を周りが理解することでより効果が高まるのではないだろうか。
TransfarJetという無線通信規格をご存じだろうか。 通信距離は3cmと近接通信専用の規格だが、低消費電力やスペックスピードで560Mbpsという速度が特徴だ。 東芝では、TransfarJetを使ったカーエレクトロニクス製品にも応用が広がりそうな展示を行っていた。 距離が3cmと短いため、傍受や盗聴の恐れがなく、通信手順が非常にシンプルにできるそうだ。 560Mbpsというスピードとともに、大容量のデータ転送を短時間で終わらせることができる。 デモでは30MBの動画データも5秒程度で終了していた。 応用としては、動画、カメラと大容量化するスマートフォンどうしのデータ交換、カーナビなどへのデータ転送などが考えられる。 メモリーカーナビが主流となりつつある現在、たとえばスマートフォン経由でSDカードなどを介さず、ダイレクトに情報を転送することができれば、マップ更新などの手間が大幅に省ける可能性がある。 (レスポンスより) -------------------- 速度は速いが、近接通信というところで向き不向きのサービスが出るだろう。 傍受や盗聴がされにくいとなれば、機密データや個人情報を含むデータなどの送受信には効果を発揮しそう。 スマホやカメラ、あるいは各種メディアプレーヤーなどのデータの受け渡しには便利だ。 ただ、その用途では単に「ワイヤレス」というだけのような気もするが… 記事にあるカーナビへの利用は微妙かもしれない。 確かにスマホなどを経由すれば手軽な更新は可能だろうが、従来の通信カーナビと比して強みがあるようには思えない。 やはりカーナビはリアルタイム更新が出来てこその技術なのではないか。
地震で深層崩壊が起きる危険性の高い地点を、上空から電磁波を当てて発見し、予測地図を作る手法を、香川大の研究チームが開発した。 これまでは地盤を深くまで掘削しないとわからなかったが、この手法なら広い範囲を高い精度で効率よく探査できる。 警戒が必要な場所を自治体が絞り込み、対策を強化することが期待される。 ![]() これまでの研究から、発生現場は斜面の岩盤が多数の深い割れ目で細い板状に破砕されており、もろい岩盤が地震でドミノ倒しのように崩れたことがわかっている。 香川大の長谷川修一教授(地質工学)らは、こうした場所は割れ目が空気を多く含むので電気を通しにくいことに着目。 地盤深くまで届く電磁波を上空から放射して探査し、電気をどれくらい通すかを解析して崩壊の危険度を割り出す技術を開発した。 高知県室戸市の山地で実際に調査を行った。 電磁波の送受信を行う棒状の機械をヘリコプターからつるして上空を飛行。 得られたデータを解析すると、崩壊する危険性の高い地点が赤く表示された地図ができた。 赤くなった場所を現地調査すると、もろい岩盤が確認できた。 チームは、南海トラフ沿いの巨大地震で強い揺れが予測される地域などの自治体に、この手法での調査を提案し、住宅や道路に近い斜面を重点的に調べ、監視の強化や避難計画の作成、住民への注意喚起などを進めることを求める。 深層崩壊に詳しい千木良雅弘・京都大防災研究所教授の話「紀伊半島や四国などは、地質の特徴から危険箇所は多いとみられるが、広大な山間部を一つ一つ調べ上げるのは困難だ。空中電磁探査なら広い範囲を効果的に調べられる」 (読売新聞より) -------------------- 昨夏の台風12号の紀伊半島の被災以来一般にも注目を集めるようになった深層崩壊。 国土交通省で昨年危険度マップを公開したが、解像度としてはまだ粗い。 防ぐ手立てとなるとなかなか難しいが、逃げる手立てのためにも、危険個所を知ることは急務か。 従来の調査に比べて大幅な効率化が認められるのは素晴らしいこと。 それでも網羅的に調査となるとなかなか大変だと思う。 まずは住宅地に近い部分を優先的に調べることになるだろう。 検証により技術的な目処が立つのであれば、早急な事業化が望まれるが。
21~23日と3日間、幕張で開催されていた日本地球惑星科学連合大会に参加してきた。 自分のスケジュールの都合でいずれも半日ずつの参加だったが、なかなか面白い発表を見ることができた。 21日は「ソーシャルメディアと地球惑星科学」をメインに。 このセッションはソーシャルメディアという「ツール」をいかに使うか、というテーマ。 アウトリーチなどで有効であることは多くの事例で示された。 昨年からの継続的な発表もあり、一つのテーマとして方向性もあるが、反面学術としての「目的」にはなりにくい(これはGISも同様だが)ので、今後どういった方向に発展していくのかがカギになるだろう。 22日は「地震学への提言」の総合討論を拝聴した。 震災以降、地震学の反省が高らかに宣言され、色々な部分での変化が期待されていたが… 正直な感想としては、なかなか学会の壁が破れていないな、というところか。 元来すべての責任を地震学が担う必要はない。 むしろもっと開かれた環境の中で、他分野、例えば地質学など地球科学全般や、工学、人文科学など分野横断的な取り組みがあって初めて減災は実現する。 そういう意味では、やや内輪の議論という印象が強かった(もちろん、それも無駄なことではない)。 23日は「人間環境と災害リスク」セッションへ。 どれも興味深い発表だった。 昨年と比べて割り当てられた会場が小さく、満員で立ち見がひしめく状態。 テレビカメラも入っており、注目の高さをうかがわせた。 特に志賀原発に影響を与える富来川南側断層の存在を訴える東洋大渡辺さんの発表が大きな関心を引いていた。 建築研究所都司さんの北海道におけるアイヌ口碑による津波の検証も興味深かった。 前日の地震学では「予知の可否」が議論の一つの焦点だったが、こちらのセッションはむしろ防災色が強く、立ち位置の違いを感じさせた。 名古屋大の鈴木さんの提案する「ハザードの要求水準」という考え方は、想定を防災サイドへゆだねるという仕組みで、体制作りはもちろん、より広い層でハザードを共有するという意味を持っており、これまでの常識を覆す画期的なものだと感じられた。 大会は例年、普段なかなか会えない方々に会うチャンスでもある。 特に今回はTwitterでつながって色々と議論していた皆さんとリアルでお会いする貴重な機会でもあった。 21日にはちょっとしたオフ会も実現して、多くの皆さんが異分野であることも考えあわせて、ソーシャルメディアが学術にとっても重要なコミュニケーションツールであることを認識させられた。 大会そのものは各セッションは中心となる学会があることから、連合大会とはいえ、なかなか異分野が議論するチャンスは少ない(ポスターセッションなどは重要な機会だが)。 もっと積極的な交流を促す合同セッションや学際的セッションがあってもいいように感じる。 日本地球惑星科学連合は基本的には自然科学の集まりであるが、地球科学の社会への還元には工学や人文科学も含めた大きな枠組みでの協働が必要で、特に防災などでは顕著だ。 今後はテーマごとに様々な切り口で議論できるような場を作っていくことも必要になるかも知れない。
東京の墨田区押上は、京成線や地下鉄半蔵門線など4路線が乗り入れる交通の要衝ながら、これといった特徴のない下町のローカルタウンだった。 それが東京スカイツリーの出現で、突如として全国区の知名度となり、タワーの建設中から多くの人が押し寄せている。 当然地元への波及効果も期待されており、周辺の商店街はご当地キャラクターを作ったり、独自のみやげ物を考案したり、開業直前の週末にはみこしを担いで雰囲気を盛り上げるなど、波に乗ろうと準備を進めてきた。 しかし東京の下町で生まれ育ち、今もスカイツリーを近くに眺めて暮らす筆者としては、目論見通りに事が進むかどうか気がかりだ。 最寄りの押上駅、とうきょうスカイツリー駅(旧・業平橋駅)から周辺のどの商店街へ行くにも、スカイツリーまでの道から少し外れるか、逆方向に歩かなくてはならない。 しかもスカイツリーには300店以上を収容する巨大な商業施設が併設されている。 飲食も買い物も、すべてスカイツリー内で完結し、期待していたほど周囲にお金が落ちない懸念が浮上している。 隅田川を挟んで、浅草という横綱級の観光地が隣接していることも、押上には不利に働くかもしれない。 遠方からの観光客が、スカイツリー見学のついでにもう一カ所訪れるとしたら、回り道が必要な商店街よりも、電車で3分程度の浅草に向かう可能性が高い。 浅草寺の五重塔とスカイツリーを同じ写真に収めるのは悪くない。 ただ、押上界隈にも潜在的な集客力はある。 スカイツリーから程近い鳩の街通り商店街の周辺は、作家・吉行淳之介の芥川賞候補作「原色の街」、芥川賞受賞作「驟雨」の舞台となった。 もう少し足を伸ばせば、永井荷風が「濹東綺譚」で描いた玉の井(現・東向島辺り)があり、往年を忍ばせるタイル張りの民家がわずかながら今も残る。 すでに鳩の街には古民家を利用したカフェなどが登場しているものの、文豪の遺産を観光資源としてさらに生かせば、文京区と台東区にまたがる谷中・根津・千駄木のような、文化的な香りのする人気スポットになれるかもしれない。 スカイツリーの近くまで行くと、昭和のまま時代が止まった町並みに、何の脈絡もなく巨大な塔がそびえ立つ風景に少しぎょっとする。 スカイツリーという巨木は、栄養を吸い上げて周囲を枯らしてしまうのか、それとも周囲と調和し、たわわな実を落として地元を潤すのか。 スカイツリーは5月22日、開業した。 (ロイターブログより) -------------------- 華々しく開業した東京スカイツリー。 天候が悪かったり、強風でエレベーターが止まったりと上手くいかない部分もあったものの、あれだけの人が並んだという事実からもその注目度が尋常でないことを感じる。 ツリーだけでなく、水族館や商業施設など、付属施設も充実している。 東京でも今後一大観光拠点となっていくことは間違いないだろう。 ただ、記事にあるように地元商店街への波及効果については危惧される部分も多い。 街の活性化に際しては極力地元への配慮がされてしかるべきだが、以前からこの点については疑問を持っていた。 例えば、駅名の改称。 業平橋駅は東京スカイツリー駅になった。 東武鉄道にとってはシンボル的な意味合いも強く、意図は分からなくもない。 ただ、地元はスカイツリーの開業を期待して「おしなり君」というキャラクターを導入していた。 おしなり=押上と業平橋である。 これで駅名を変えられてしまったら立つ瀬がない。 要は、事前に地元との協調がしっかりとされていたのか、という疑問である。 開発の方針や、商業施設に伴う地元商店街の立ち位置など、ある程度配慮されるべきではなかったか。 場所だけ提供して根こそぎ持っていかれるのでは地元にとってあまり美味しいものではない。 街づくり的な部分では、企業の論理があまり前面に出過ぎてしまうのも感心しない。 地元への配慮はどの程度されているのだろうか。 そして商店街に利益をもたらすことになるのだろうか。 開業後の動向を注目したい。
「このまま時が止まって欲しい。地球という天体の動きを体で感じる瞬間」――。 紀伊半島上空付近から、小型ジェット機「あすか」に乗り込んだ朝日新聞科学医療部の嘉幡久敬次長が金環日食をルポし、ツイッターを通じて実況中継した。 嘉幡次長は午前7時ごろから刻々と太陽の変化を刻々と伝えた。 高度は約4千メートル。和歌山県田辺市上空付近をジェット機は飛んだ。 「太陽は6~7割欠けてきた。辺りが暗くなってきた気がする。南から雲が出てきたので北に移動」 「じっくり見ると、太陽の明るさは均一ではないのがわかる。真ん中に比べて周辺は少し暗い。『周辺減光』といって温度と大気密度の違いから来るそうだ」 「8割くらい欠けてきた。デザイン的に美しい。輝く三日月はしなる太刀になり、引き絞った弓へと変わる。深みを増す青空。雲海も夕方の空のように灰色が増していた。辺りはたそがれ時のように暗くなってきた。9割ほど欠けたようだ」 「太陽の光の色はどんどん薄くなり、乳白色からマーマレード色に変わっていく。月が刻々と動いていくのがわかる」 そして、金環日食の瞬間が訪れた。 「真円。クライマックス。月と太陽がぴたりと重なる。1億5千万キロ離れた二つの天体の中心点を結ぶ延長線上にいるのは私だ。そのまま1分、2分、息をひそめて太陽を見続けた。完成したリングは砕けそうな細さだが、しっかりした明るさで、しなやかな金属を思わせた」 だが、輪がつながった至福の時間はあまりに短かった。「リングが崩れ始めた」というつぶやきとともに祈るような言葉がつづいた。「このまま時が止まって欲しい」 そして輪が崩れ、部分日食に変わっていく。 「太陽が厚みを増してきた。クライマックスの満足感と、ショーが終わった寂しさと。日食入りの瞬間から注目していたベイリー・ビーズは、肉眼では結局確認できなかった」 社のジェット機からは、直接インターネットへの接続ができないため、嘉幡次長のつぶやきは、航空機電話を通じて東京本社内にいる記者が書き取って、ツイッターに投稿していった。 (朝日新聞より) -------------------- 日本中が注目した世紀の天体ショー。 飛行機の中から観測というのは何ともうらやましいシチュエーション。 定期旅客便からもチャンスはあったようだが、座る席や飛行方向に左右されるので、チャーター便のようにはいかないようだ。 地上からの観測も負けていない。 首都圏でも多くの場所で観測できたようで、これほどの人たちが空を見上げた時間帯は前代未聞では? ツイッターのTLも見事に日食で埋まっていた。 正直、個人的には「テレビで見たって一緒」程度にしか考えていなかったのだが、実際に赤いリングになった瞬間は感動した。 神々しさすら感じる瞬間だった。 それにしても観察用グラスはバカ売れ。 ちょっとした特需になった。 天体ショーもまた景気を支えているようだ。
間もなく金環日食です! 皆さん準備はお済みでしょうか? 早起きできるように目覚ましをセットして、日食グラスを用意。あとはベストポジションを確保するだけという人も、もうひとつ用意することをオススメします。 それはiOSアプリ「金環食2012」です。 これさえあれば、「太陽は今どの辺?」という心配もなくなりますよッ! ![]() アプリを起動すると、日本地図上に日食の見られる範囲が赤い帯状で表示されます。 帯のなかの任意の場所に地図を合わせると、「部分日食」や「金環日食」など食の状態と、「食の最大時間」を教えてくれます。 ![]() ![]() さらに実際の食の様子を確認できる、「シミュレーション」や「欠け始めまでのカウントダウン」の機能もついています。 これだけでも十分万能といえるのですが、もっとスゴイのはiPhone4・4Sのコンパス機能に対応した「AR機能」です。 ![]() これはカメラを任意の方角に向けると、太陽の軌道を知ることができるというもの。 日食当日に、太陽がどの辺りに位置しているか一目瞭然です。仮に建物の影になっていたとしても、軌道さえわかっていれば、移動しても見失うことはないはずです。 ただし、問題は天候。現在のところ太平洋側では、くもりになる予想が出ています。 ぜひとも晴れてくれることを願い、このアプリで金環日食を楽しみましょう。 (ロケットニュース24より) -------------------- 金環日食というある意味刹那的なイベントのために、最新技術を駆使したアプリが開発されるという贅沢。 確かにこのアプリの機能はなかなかの優れものだ。 特にARの機能がすごい。 どんな場所にいても、適切なポイントを探すことが出来る。 さて問題は天気だが…
世界屈指の高人口密度地帯、東京。 その中で暮らしていると気が付くことはないけれど、こうして目にすると、改めてその人口密集具合に驚かされます。 ご紹介するのは、海外サイト『blog.dwtkns.com』で見つけた『世界の人口分布図』。 人口密度が一目でわかるこちらの地図は、モノトーンが目をひくシンプルでスタイリッシュなデザインが特徴。 地図を製作したのは、文化的地理学者であり地図製作者であるDerek Watkins氏。 地図の上部に設置されたメモリをスライドさせると、1平方キロメートルあたりにいる人口が細かく推移するようになっているのでとっても便利。 使い方がカンタンな上、非常にわかりやすいので、子供の勉強にも使えそうです。 地図をみていると、1平方キロメートルあたりの人口が増えてゆくに従って、どんどん寂しくなっていくのがわかります。 たとえばオーストラリアなどは、最初から地図上に明確に浮かび上がっていません(最初のページは1平方キロメートルあたり5人)。 人口密度が高くなるにつれ、まず姿を消すのがアメリカ大陸。 次にロシアが消え、アフリカ大陸が消え、ヨーロッパが消えていきます。 最後まで残っているのは、世界最多の人口を誇るツートップ、中国とインド。 特にインド北部の人口密度の高さは見ものです。 さて、我が国日本はどうでしょう。 調べてみると、北海道・東北地方は早い段階で消えてなくなり、その他の地域も1平方キロメートルあたり200人のところでほぼ消えてしまいました。 沖縄にいたっては最初から見当たりませんし、日本って思ったほど人口密度が高くないみたい。 しかし、東京だけは別です。 東京は1平方キロメートルあたり500人になっても、まだ消えません。 この時点で残っているのは、北インドや中国の一部くらいで、地図はほとんど真っ白な状態。 そりゃ東京の家が狭くなるわけです。 今までの地図は、土地の様子や水の様子など、大地そのものの様子を知るためのものがほとんどでした。 しかし世界を形作っているのはそれだけではありません。 人間がいることで、その土地にどのような変化が起きているのか知るためにも、この地図は良い参考資料になりそう。 もちろんただ眺めるだけでも充分楽しめるので、ぜひあなたのブックマークリストに加えてみてはいかがでしょうか。 ▼1平方キロメートルあたり5人 ![]() ▼100人 ![]() ▼200人 ![]() ▼500人 ![]() (Pouchより) -------------------- 地図による視覚化の効果を如実に物語る事例。 これは数字だけではなかなか感じが伝わらない。 シンプルにすることで主題が浮き彫りになっており、手法として秀逸と言える。 白黒、というのが効果的に活かされている。 それにしても東京という都市が世界的に見て如何に異常な人口密度を示しているのかがよく分かる。 ここに住んでいるのか、自分。。。 │<< 前のページへ │一覧 │ 一番上に戻る │ |