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2013.01.05
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カテゴリ:地理
青森県内にはないと言われている「万年雪」が白神山地の赤石川中流域(鯵ケ沢町)に存在することが分かった
万年雪は昨年の猛暑を乗り越え、菱喰山(ひしくいやま)近くの沢筋に幅約3メートル、高さ1・5~2メートル、奥行きが2~3メートルほどの雪渓が残っていた。
白神山地に詳しい弘前市の登山家根深誠さん(65)と鯵ケ沢町の温泉旅館経営・農業吉川隆さん(62)が2012年11月12日、現地で確認した。

根深さんによると、現場は沢3本の合流点で、雪がたまりやすい地形。
周囲は切り立った岩場で日が当たらず、ひんやりとした空気が漂っているという。
根深さんらをはじめ一部の山岳関係者は、以前から菱喰山の残雪が万年雪ではないかと認識していた。
現場は白神山地の世界遺産地域外。

昨年は吉川さんが10月8日、現場で雪渓を確かめた。
土をかぶり大小二つに分かれているように見えたものの一体で、幅が約30メートル、高いところは約5メートルだった。
さらに11月12日、根深さんと吉川さんが、形は小さくなっていたものの、上部に土をかぶった雪渓が残っていることを確認。
そのまま積雪期を迎えた。

根深さんは「昨年は暑さが厳しく、さすがに消えたのではないかと2人で話しながら現場に向かった。まさか残っているとは思わなかった」と驚いていた。

吉川さんは「白い雪と紅葉を一枚の写真に収めようと、毎年秋に菱喰山に向かう。
例年なら昨年の2~3倍の規模で雪が残っている」と語った。

万年雪は、富士山や日本アルプスのほか、東北・北海道では鳥海山や大雪山など標高の高い山で見られる。

ところが菱喰山の万年雪は標高が550メートルにすぎない。
根深さんは「白神山地の青鹿岳(あおしかだけ)には風穴のため気温が上がらず、(高山帯に生える)ハイマツが広がる『鬼の坪』がある。菱喰山の万年雪も、雪がたまりやすく、日陰という条件に加え、気温が上がりにくいという要因が重なっているのではないか」と推測している。

日本雪氷学会会員・工藤樹一さん(青森市)は「『多年生積雪』(万年雪)は、これまで県内では確認されていない。ただ雪がたくさんあって、解けにくいという気象条件や、谷筋といった地形的な要因がそろうと、あってもおかしくない」と話している。

(北海道新聞より)
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日本で万年雪が見られるのは大雪、鳥海、月山、飯豊、谷川岳、富士山、北アルプス、白山、大山など、いずれもそれなりに標高があるところ。
菱喰山のように標高550メートルで万年雪というのは例がないのではないか。

地形や日当たりなど様々な条件が重なってのことなのだろうが、貴重な発見だ。

そういえば地形図には万年雪記号があるけど、新しく追加される例はあまりない。
大きさ的に図式を満たすかどうか微妙だが、好目標(?)という解釈もできるので採択して欲しいものだ。





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Last updated  2013.01.05 02:02:11
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