カテゴリ:音楽・ピアノ
9月最後のコンサート 『藤原真理 チェロリサイタル2007』 へ行ってまいりました。 曲目はこんな感じ↓ 1.J.S.バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番よりプレリュード 2.ベートーヴェン:チェロ・ソナタ 第3番 イ長調op.69 3.ヘンデル:ラルゴ(オンブラ・マイ・フ) オペラ「クセルクセス」より 4.フォーレ:エナジー(悲歌)op.24 5.サン=サーンス:白鳥「動物の謝肉祭」より13番 6.シューマン:トロイメライ「子供の情景」op.15より7番 7.チャイコフスキー:感傷的なワルツ「6つの小品」op.51より6番 8.ドヴォルザーク:わが母の教えたまいし歌「ジプシーの歌」op.55より4番 9.エルガー:愛のあいさつop.12 アンコール R.シュトラウス:トロイメライ 以上 藤原真理さんは、78年、第6回チャイコフスキー国際コンクールにおいて 第2位を受賞された日本を代表するチェリスト。 今日のコンサートは、 ・近くのホールで聴ける ・お手ごろ価格のチケット ・休憩入れても90分 という 「クラシックコンサートへ行きたいけれどちょっと●●●だよね」 という方にピッタリ! こういうコンサートがもっともっと増えるとよいな~ そうすれば、もっともっと音楽を好きになる人が増えるだろうな~ さてさて、今回のコンサート・・・ “100万人のクラシック”という企画で、“チェロで巡る世界名曲の旅”というだけあって、 とにかくとにかく名曲揃い。 1曲目から胸をわしづかみされちゃった状態で、ただでさえバッハ好きの私はとろけていました。 3曲目以降は誰もが耳にした事のある名曲小品の数々。 チェロの音色は昔から好きでしたが、本当にこれからの季節にピッタリです! 深みのある“秋色”、身体ごと吸い込まれてしまうような奥深く温かくまろやかな音。 特に、1曲目のバッハ、5曲目のサン=サーンス、9曲目のエルガーには、完全にノックアウト コンサートのほとんどを目をつぶって聴いていたのですが、 サン=サーンスでは、特に想像するわけでもないのに曲を聴いているだけで、 月明かりのほの暗い湖の上を白鳥の影が静かに漂っている姿、 そして、静かに羽を広げると月明かりに羽が真っ白に浮かび上がる・・・ そんな情景が浮かんできました。。。 エルガー31歳の時に婚約者へ贈った“愛のあいさつ”。 あたたかい愛を感じるだけでなく、心躍り跳ねるようなエルガーの恋心が伝わってきました。 藤原さんのチェロ、、、、素敵です あっという間の90分。 これから1ヶ月間、関東地区をまわる予定らしいです。 “秋色”にうっとり身をゆだねてみたい皆さん、お近くの方は是非、足を運んで見てください♪ お手ごろ価格ですし、お薦めですよ~~~~~ 【今日の一曲】 サン=サーンス:白鳥 『動物の謝肉祭』より13番 今日のコンサートで最も心打たれた曲を・・・。 ミッシャ・マイスキーさんの演奏です。もうすぐ来日されますね。 誰しもが一度は耳にした事のある名曲。 秋の夜長にチェロの奥深い音色で心癒されてください。 ポチッとお願いします♪ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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