動脈硬化とカカオポリフェノール
カカオポリフェノールが動脈硬化を防ぐカカオポリフェノールチョコレートとココアはどちらもカカオから出来ています。どちらにもたくさんのポリフェノールが含まれています。カテキン、エピカテキン、プロシアニジン等数百のポリフェノールが含まれています。これらを総称的にカカオポリフェノールと呼びます。カカオポリフェノールには優れた抗酸化作用があります。 動脈硬化発症の原因動脈硬化発症の原因として重要視されているのが、”LDL=低比重リボたんぱく質”の酸化です。酸化した”LDL”は 、マクロファージや血管平滑筋の中に入り込み、血管壁にプラーク(瘤=コブ)を作ります。血管は狭まり、動脈硬化のきっかけとなります。お茶の水女子大学生活環境研究センター 近藤 和雄氏はカカオポリフェノールが、LDLの酸化の抑制に、大きな効果があることを発表しました。 カカオポリフェノールの抗動脈硬化作用