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テーマ:宇宙戦艦ヤマト(167)
カテゴリ: 宇宙戦艦ヤマト2199
YOU TUBEで散々予告編観ていたので、クオリティーの高さは知っていたが、一言で言うと面白かった。
いつものように・・物語の中で、何点か気になる点があったので、早速ピックアップ。 まずは”メ号作戦” 沖田艦を撤退を援護する為に撤退を拒否した古代守、クルーに「皆すまぬ・・」 (細かいセリフはよう覚えとらんので、おおまかで・・) すると乗務員の中の一人が軍歌を唄い出しこれが合唱となる。 個人的には「皆すまぬ・・」がもっとスポイルされもいいのではないか・・と。 勇ましさの中にもう2度と会えないであろう乗務員の家族への想いなど描かれるともっと印象深いシーンになったと思う。 古代守、クルーに「皆すまぬ・・」、その一言に皆の表情が一瞬変わり、それぞれが複雑な表情に・・。 その複雑な表情の奥には地球に残してきたもう会えぬであろう・・家族への想いが伝わってくる。 艦橋の中に一瞬、重苦しい雰囲気が流れる。 それを察したひとりの通信兵が目の前のボタンを押す。 次の瞬間、艦内に乗員にとって懐かしい唄が流れる。 勇ましい、テンポのいい元気の出るような唄だ。 想いを振り切るようにひとりが唄に合わせ唄い出す。 またひとり・・・またひとり・・・、やがて艦内は大合唱になる。 艦内に流れる大合唱の中、ゆきかぜ艦内の手足も伸ばせないような狭い空間、何かの任務についているであろう乗務員が空気の薄いスペースなのだろう・・薄暗い中、宇宙服を着ている。 手には家族の写真が・・。 かすかに曇ったバイザーの中では自ら拭く事も出来ないのだろう・・大粒の涙が流れ続けている。 誰もいない1人の空間、勇ましい軍歌を歌う戦友達とは対照的な孤独な空間が映し出される。 古代守の艦艇ゆきかぜは敵戦隊に真ん中に囮として突っ込んでゆく?。 敵の猛攻撃を受け、古代艦との通信が薄くなってゆく。 そんな中、皆で唄う軍歌がイヤホン越しにかすかに聴こえてくる。 「 古代、死ぬな・・。」 ”メ号作戦が陽動だったというのは本当ですか!その事を兄達は知らされていたんですか!” 直後、沖田謝罪。 沖田の謝罪を聞いた古代進、直立敬礼。 この直立敬礼にすんごい違和感を感じました。 こんな感じだったら良かったな。。 ヤマトの極秘乗務員名簿を眺める沖田、ひとりの青年が目に入った。 古代進・・メ号作戦で戦死した古代守の弟か。 ”俺の教え子だよ。”横には沖田の同期の土方。 ”戦術に優れ、戦闘シュミレーションでは負けずしらず。基本を生かしながら、 突拍子もない戦術で攻めてくるんだ。” ”戦闘機乗りとしてもエース級、おまけに射撃も上手い。ただ血気盛んで、先走ってしまうのがヤツの弱点。経験を積んだら、兄を越える戦術師になる。” そんな2人の部屋に古代進、アポなし、イキナリ乗りこんでくる。 ”メ号作戦が陽動だったというのは本当ですか!その事を兄達は知らされていたんですか!” ”君のお兄さんを死なせたのは私の責任だ。。すまない。” 直後、沖田謝罪。 古代、ガニ股、両手の先はグー、唇を一文字に結んで身体を震わせながら、沖田にペコリと頭を下げ、180度会頭、何も言わず退室する。 上官に対して失礼な振る舞いとは重々承知、しかし・・今はこれが精一杯! 大股、ガニ股で廊下を立ち去る古代。 早足の古代を慌てて小走りで追う島。 土方 ”どうだ、いい素材だろう。” 沖田 ”あぁ・・真っすぐな眼がいい。おまけにいい度胸だ。良い戦術師になる。。” 別室でイキナリ壁に自らの頭を思いっきり叩きつける古代。 ”何よってるのよ!” たまたま居合わせた森雪。 謝罪する沖田の気持ちも理解出来る・・しかし、みすみす兄を死なせた沖田を許す事が出来ない。 自らの中で怒りを押しこめ格闘する古代、すると目の前に森雪のドアップがっ! ”額から血が出てるじゃない。” 森雪のドアップにつぃほほを赤くする古代、気をそがれてしまった・・。 ”私のバンソコウは高いわよ!” バンソコウの上から傷口をピンタする森雪。 ”気の強えぇ・・オンナだなぁ。。” 古代、森雪に圧倒されっぱなし。。 戦術長、航海長のイスへのプレッシャー 世界人類が未来を託す”ヤマト計画”。 若い古代や島がヤマトのトップともいえる戦術長、航海長のイスへのプレッシャーをもっと感じても良かったのではないだろうか。 同時に戦闘後の古代と島、ふたりの握手に旧作ほどの感動がなかった。 もっと若い2人がヤマト艦橋のムードメーカーになるように話を仕向けた方が良かったのではないだろうか。。 何百人というヤマト乗務員の前でヤマト主要ポストが言い渡される。 戦術長、古代進。 航海長、島大介。 場内ざわめく。 あまりにも突拍子もないふたりの幹部発表だったからだ。 一番驚いたのは当人達だった。 ”何故、俺達が・・果たして役目をちゃんと果たす事が出来るのだろうか・・。” 2人だけの部屋で・・ 島 ”なぁ、古代。。” 古代 ”あぁ・・?” 島 ”俺、あんな大役つとまるのかな・・。” 古代 ”・・・さぁな。” 古代、イスから立ち上がり、無気力な顔で退室。 島、口をタコのようにとんがらせる。 ”なんだよ。何か言えよ。。 こっちは真面目に相談してんのにシカトかよ。。” ヤマト乗務員の赤と白の制服に着替え、ヤマト艦橋、自分の席である・・ヤマト戦術長のイスの前、無言で立ちすくむ古代進。 そこへ黄色い制服の森雪が入室してくる。 ”今度から同じ職場、ヨロシクね。” 笑顔の森雪に対して、怖い顔の古代進。 ”沖田艦長は何処にいる。” 迷いの表情を浮かべる古代 ”沖田さん、戦術長からはずして頂けないでしょうか。経験の無い私では重すぎます。” 沖田 ”航海前からもう弱音か・・古代。” 古代、”な・・、ナニぃィィ・・”という表情に変わる。 ”おまえの席に座るはずだった男(古代守)もワシは死なせてしまった。あとはおまえ自身が決めろ!” 古代、はっとした表情に変わる。 直後に顔を真っ赤にして鬼の形相、唇を噛みしめる。 艦橋では他の乗務員は着席し、それぞれの仕事を始めているが、航海長の島だけが自らのイスの前に立ちすくみ・・固まっていた。 そこへ頬を高揚させた古代が入室、島の姿を確認、まさに数分前の自分と同じ姿で立ちすくんでいる。 そんな島の前に大股で歩み寄り、脇腹に一発、パンチをお見舞いする。 思いっきりボディーに入り、”うっ!”島の身体がくの字に曲がる。 島 ”何しやがんだ、古代!” 古代 ”やってやろうじゃんかよ・・島。 兄さん達が命がけで守ろうとした人達を俺達がすべてを出し切って守るんだ。” 左手の手のひらに右手のコブシを何度も叩きつけながら大股で歩き、あんなに座るのをためらっていた戦術長のイスに”ドスン!”と飛び乗った。 ”おぉ~し、いっちょ、ヤってやろうじゃねぇか。” 古代、戦術長のイスの上で指をポキポキ鳴らした後、素早く目の前の計器キーボードを叩き始める。 そんな姿をあっけにとられ見ていた島、ニヤリと唇を曲げ ”そーだよな・・俺達で何とかするきゃねーよな・・。” 古代と同じように島も大股で歩き、航海長のイスの前でジャンプ、イスが壊れるくらいの勢いで着地。 両手のグローブをキュッと締めた後、計器を叩き発進準備にとりかかる。 そんな2人の姿を皆が手を停め、暖かい眼で見守っていた。 2人の作業開始と共にイッキにヤマト発進準備が進む。 (中略) 南部 ”ガミラス大型ミサイル接近、照準合いませんっ! 何故だ!” 真田 ”ミサイルからかく乱用の妨害電波が出ているんだ。” 古代 ”直接、手動で狙う! 主砲の照準をこっちに回せ!” 太田 ”ミサイル接近、速度を増しているぅ!? 間に合うのかっ!” 森雪、ミサイル接近距離をカウント開始、あと数秒で決まる。 古代、照準器を睨めるけながら・・ ”兄さん、天国で見ててくれよ。必ず・・成し遂げてみせる。” 南部 ”ターゲット・・ ロックオンっっ!” 沖田 ”撃ち方、始めェぇぇ!” 古代 ”撃てェェェぇぇ!” ”ヤマト蒸発か・・”のシーンはもっとしっかりタメて・・ 任務無事完了、島、ふぅ~と背もたれにもたかかり、グローブをはずす。 すくっと立ち上がり、歩みより着座している古代の脇腹に不意打ちパンチを食らわす。 ”ぐぅ!”古代が身体がくの字に曲がり、苦痛に歪めた顔の前に島の大きな手の平が・・。 古代も脇腹を抱えながらゆっくり立ち上がり、島の握手をニヤリ・・ガッチリ受ける。 そんなふたりの姿を艦橋の皆が暖かい眼で包んでいる。 4話分見れるのかと・・勘違いしていたので(実際は2話分)、突然エンディングが始まると食い足りない印象が・・。 もっと見たかったなぁ・・。 キャラクターで生きていたのは加藤三郎、山本は(物語開始前に・・)死んじゃったけど、シンプルになった分、古代との関係がよりわかり易くなったよね。 あと戦闘機は黒黄色のブラックタイガーで観たかったなぁ。。 黒黄色は宇宙では見えなくなっちゃうからかなぁ。。 沖田さんは旧作ではもっと怖くて何考えてるか・・ようわからんオッサンだった。 新作ではちとわかり易い優しいキャラになっているのではないだろうか。。 (土方とか出てるんで視点の問題なのかな?) 続編に希望するのは・・ドメル艦隊、旧作では登場シーンや戦闘シーンは派手だったけど、ヤラれる時はあっけなくヤラれちゃったからね。。 もっとドメルの最後が引き立つようにシブとく戦って欲しい。 手足がモゲる真田さんの話や相原の”地球に帰る~~”も好きな話なのでリメイク希望です。。 以上、自分勝手に膨らませたヤマト感想でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Apr 19, 2012 09:36:43 AM
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