
from Doubravice, Czech
64x43x40mm
紫色の瑪瑙の中に、炎のような縞模様が見られます。

出版社から一足先に献本が届きましたので、まずは献本のお礼までに簡単に本のご紹介を致します。
まずは感想ですが、本当に模様石の図鑑として非常に完成度が高い!としか言い様が無いです。
表紙からも想像出来るように、どのページもカラーページに美しい模様石の写真がびっしりで、
まるで抽象絵画を見ているよう・・・(お値段以上のボリュームです)
縞瑪瑙の欄では、個人的に瑪瑙を収集する上で欠かせない、
美しく特徴的な瑪瑙が採れるメキシコ、アルゼンチン、ボツワナ、オーストラリア等の有名産地の標本を掲載。
水晶などのインクルージョン好きにもオススメのインクルージョンのある瑪瑙、
恐竜の卵を思わせる流紋岩ノジュールに瑪瑙が内包されたファンタジックなサンダーエッグ。
日本の紋石「孔雀石」や「桜石」を思わせる、オーシャンジャスパーやポピージャスパー。
もちろん他にも多彩なジャスパーが沢山掲載。
模様石として有名な孔雀石や、パワーストーンの世界では有名なチャロアイト、ラリマー、ティファニーストーン、セラフィナイト。
今回はパワーではなく模様の美しさに注目して頂けましたら嬉しく思います。
ロジェカイヨワの「石が書く」でご存知の方も多い、パエジナストーンなどの風景石。
木やサンゴ、恐竜の化石が生み出す、不思議で美しい模様。
美しい写真だけではなく、コラムも読み応えがあります。
以上のように有名な模様石が幅広く掲載されており、模様石収集家への教科書であると言っても良い一冊です。
未研磨の石も掲載されておりますが、切断され断面が研磨された標本が主になります。
詳しくは、創元社の特設ページをご覧ください。(http://www.sogensha.co.jp/special/stone/index.html)
私は、昔は研磨された石は邪道だと考えており、瑪瑙収集に全く興味がありませんでした。
初めて入手した瑪瑙は、オレゴンの海岸で自然の中で磨かれた、日本の錦石のような石だったと記憶しています。
その後、水のような瑪瑙が詰まった綺麗に磨かれたオレゴンのサンダーエッグに惹かれ、少しづつ収集が増えていきました。
他の鉱物と比べて比較的安価で楽しめ、同じ産地の石でも一つ一つの模様が違うため、集めがいがあります。
日本では人気や知名度の無い石ではありますが、少しでも興味を持っていただける方が増えましたら嬉しく思います。

from Doubravice, Czech
51x27x23mm
チェコのアゲートは、色合いが独特で美しいです。

from Morrison Ranch, near Owyhee River, Malheur Co., Oregon, U.S.A.
105x42x7mm
月を思わせるような、黄色の円形模様が良いです。
rarerocksandgemsのモリソナイトドラゴン(銀細工)がかっこいい!

from near San Rafael, Mendoza, Argentina
79x69x42mm
コンドルアゲートではよくある色合いですが、ここまで存在感のある標本はなかなか無いです。

from Weishan mine, Weishan Co., ShanDong province, China
104x55x40mm
2011年のツーソンショーで紹介された、Chen Xiao Junが発見した新しいフローライト。
ブルーがとても濃いです。

from Kara Dag Mountain, Crimea, Ukraine
38x21x3mm
クリミア半島からのプルームアゲート(羽毛瑪瑙)。