昨日、通勤帰りの酒屋で珍しく
サントリーのザ・プレミアムモルツを見つけたので、2本ばかり購入した。製造年月日も6月上旬と新しい。宣伝によると、ベルギーで開催された「モンドセレクション」のビール部門で、日本初の最高金賞を受賞した とのこと。「ヱビス」よりも少し高めの値段設定である。
炭酸を落ち着かせるために一晩寝かせ、本日飲み比べを行った。使用したグラスは丸底の400ml ポカール・グラス、注ぎ方は3度注ぎ。 比較試飲するのは通常のサントリー「モルツ」(丹沢水系)と、サッポロ「ヱビス」である。
「モルツ」と比べて「ヱビス」が 味わいの深さでもバランスの良さでも上であることを本日改めて確認したが、「ザ・プレミアムモルツ」の味の濃さは「ヱビス」の上をいく。以前(昨年)のプレミアムモルツは味全体のバランス、ハーモニーに若干問題があったのだが、今回はその点も改善されており、値段に十分見合うだけの内容となっていると感じた。濃いめのビールがお好きな方は一度試してみられると良い。
筆者の評価=☆☆☆☆★(最高は☆5つ、★は☆の1/2)
注意点はあまり冷やしすぎないこと。(他のビールでも同様だが、豊潤タイプのビールでは特に)冷やしすぎるときれいな泡が立ちづらく、まろやかさが消えて えぐみが残る味わいとなってしまう(もちろん、缶から直接の飲むなどは論外だ)。我が家の冷蔵庫の冷却力では、外に出してから飲み頃(注ぎ頃)になるまで7~8分かかった。“ビール党”たるもの、やはり自分の手のひらで「適温」を確かめたい。