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カテゴリ:ビールとウィスキーの話
9月下旬から新発売中の「Asahi 酵母ナンバー」を試飲する。
4つの酵母による4種類のビールの飲み比べセット。使用される酵母によって、ビールの味がどのように変わってくるのか、ビール好きには かなり“そそられる”内容だ。しかも4種類すべてが アサヒビールとしては珍しい「オール・モルト・ビール」(原材料が麦芽とホップのみ・・・“本物のビール”にはそのパターンが多い)なのである。期待しないほうがおかしいだろう。 しかし試飲した結果をいうと すべて「期待はずれの味」という結論になってしまう。“豊かな味”という触れ込みの「787酵母」が 中では一番まともといえるだろうが、それすら味の薄さは明白、現在のサントリーモルツよりも格下の味わいなのだ。 麦芽100%でも 味の薄いビールが造られうることは、初期のサントリー「モルツ」で証明済みだが、4種類も作っておいて、味わいの豊かなビールがゼロ というのはさすがはアサヒ、というべきか・・・“ビール党向け”ではなくあくまで“一般大衆向け”の味に徹したアサヒだけのことはある。クラシック音楽の世界でもそうだが、一般大衆受けするものが必ずしも優れた物とは限らないのである! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
October 13, 2005 08:14:29 PM
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