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カテゴリ:ビールとウィスキーの話
筆者は普段、発泡酒には手を出さないのだが、缶のデザインがあまりにも美味しそうに見えたので、つい買ってしまった。キリンの新商品「円熟」である。
ビール党の方々はすでにご存知のことと思うが、「発泡酒」とは原材料中の麦芽の比率が25%未満のものを指し、酒税が低いため価格が安くなっている。ただし麦芽の量が少なければ少ないほど、ビールらしい「コク」を出すのは難しい。 今回の「円熟」は、アルコール分を6%と高めにし(そのほうが「コク」が出やすい)4種類の麦芽に加えて大麦・小麦を使用することでコク不足を解消した、という新製品。「発泡酒が このコクをだせるようになるまでに 11年かかりました。」が そのキャッチコピーである。 早速の試飲。確かにある程度の「コク」は出ているようだが、「発泡酒」はあくまで「発泡酒」。そのワクを超えているわけではないと感じた。 しかしお値段は他の発泡酒と同じなので、「コク」のあるビールが好きなのだが どうしても発泡酒しか買えない(お金が足りなくて?)といった場合には、この「円熟」を選ぶと良いと思う。 筆者の評価=☆☆☆(最高は☆5つ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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