今回の障がい者手帳の更新で2級から1級に等級変更になりました。 #うつ病 #障がい者手帳 #障害者手帳 #障害年金 #障がい者手帳2級 #障がい者手帳1級 #医療費 #自立支援 #自立支援制度
皆様、こんにちは。相変わらずの体調が持続しているセラフィームですが、この度は久しぶりにこの「疾病提出書類関係」のカテゴリーで記事を書かせていただきます。実はこの疾病を患われておられる方には比較的お馴染みの障害者手帳についてなのですが、今回5度目の申請で、何とこれまで10年間前後障害者手帳2級だった等級が1級に等級変更とあいなりました。セラフィーム自身からすると、何だか社会復帰からさらに遠ざかってしまうような印象があるため、等級変更が有ってからは非常に複雑な心境が続いているのですが、これまでに知らなかった1級と2級との相違が結構あることを知りましたので、その辺りに触れてみたいと思います。付随して、これから障害者手帳の申請を考えておられるといった方への参考にもなればこれ以上ない幸せでも有ります。★障がい者手帳1級と2級の一番大きな違いは???セラフィーム自身、この10年間、日常生活に支障がある精神疾患をずっと患っているものの、まさか自分が1級に該当することなどないと思っていたので、これまでインターネット等で調べたことも無かったのですが、端的に言いますと、医療費はかなり軽減されます。2級では手帳+自立支援制度の利用で、申請しているメンクリと精神疾患に関係するお薬代は全て無料になるのですが、1級になると「重度障がい者医療助成制度」というものが利用でき、2級では頂けなかった「医療証(障がい者医療)」という一昔前の紙ベースだったころの保険証の様なものが交付されます。で、これを使用すれば、交付された都道府県内の病院であれば、内科、整形外科、歯科、眼科、皮膚科等、全ての病院で通院であれば診察料は500円で済むようになるみたいです。(この制度は2級には有りませんでした。)尚、10年間毎週1回は通院している鍼灸(鍼+マッサージ)の方は、同意書提出で1回1700円だったのですが、此方の方は余力が有れば後日書かせていただきます。★診断書の内容は???これはざっくばらんにしか書けないのですが、手帳申請初年度の際は現在の医師と違う方に書いていただきましたので、症状が酷かった割には診断書の「日常生活能力」欄では3で2級が通りましたから、障害年金と比較するとかなり取りやすい感じがしました。ただ、その後2回目更新以降からの診断書内容は「日常生活能力の判定」では「援助が有ればできる」3個、「できない」が5個、「日常生活能力」は4でしたからこの状態でも2級が続いていた事には少々疑問を感じざるを得ないところが有ります。 また、病名はずっと変わらず「うつ病」です。そして、この度1級に変更が有った診断書内容は上記と変わりませんでした。ただ、診断書④に当たる「現在の病状、状態像等」についての〇は前回提出時よりも増えていた感じで、⑦に関してはより具体的な日常生活の支障面が書かれておりました。★具体的な日常生活の支障のレベルはどのようなものなのか?あくまでセラフィームの場合ですが、10年間以上母の付き添いなしでは電車・バスの公共機関は1区間での利用も皆無。単独での外食は家の近場でもまず無理。季節や気温の変化と共に朝型と昼夜逆転が目まぐるしく変わる。午前中に起きている時には希死念慮が出ることが殆ど。朝型であろうが昼夜逆転パターンであろうが、夕方5‐6時になるまではほぼ寝たきり。午前中起きていることが有っても、ふらつきや倦怠感が凄まじく、立っている・座っている事さえ苦痛。比較的調子が良くなる夜であっても集中力はまず30分以上と持続しない。10年間、徒歩では大凡家の半径300m以上には行けない。(リハビリで過去に何度もトライしているものの、ある程度の距離で気分が悪くなってくる。)10年間、家族・医療関係者以外との会話は皆無。近場の病院であっても、メンクリ・鍼灸院以外は母の付き添いが必要。 それでも、心的負担はかなり大きく、翌日に響くことが多々ある。(例えば、歯科通院など)といった感じでしょうか?最後まで長文にお付き合いしていただきましてありがとうございます。尚、蛇足になりますが、上記で言及いたしました医療費軽減などの制度につきましては、都道府県別で相違がある可能性も有りますので、その辺りはお住まいの当局にお問い合わせの上、有無の確認をお願いいたします。また、この場で記載いたしました診断書内容につきましては、あくまで目安として考慮してください。 当たり前のことですが、仮に同程度でも等級の保証がされるわけでは有りません。