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ごはんぢから ~武蔵野婦人の厨房から

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カテゴリ:今日の夕ごはん
塩豚をよく作ります。
こちらに引っ越してくる前のところで書いたことがあるのですが
http://chikuwachubo.blog71.fc2.com/blog-entry-18.html
↑ここね。

この塩豚さんを焼くときのレパートリーもいろいろあると楽しいです。
塩豚は煮るとすっごくやわらかくなって、スープに絶妙の塩味が染み出して好きなんですが、ソテーしても、最初の塩コショウの手間もなくてとってもおいしい。

今日は、黄金焼きにしてみました!

これは、向田邦子さんの料理本で知った焼き方。
私は、よくある家庭料理のレシピ本というのはほとんど読みません。
フクザツなレシピは覚えられないし、身につかないし、自分の味覚と合わないものも多くてつい敬遠してしまふ。でも、そんな私にもバイブルのような本はいくつかあって、どれもどちらかというと、料理研究家ではない方の本をよく読んでいるような気がします。

ということで、その中でもすっごく好きな向田邦子さんの料理本。


その中に紹介されていた豚肉のソテーです。

たれは、これ。
0701220005.JPG
とはいえ、向田さんのレシピの細かい量は忘れてしまいました。なので、以下分量は私の勝手で、焼き方もかなり勝手です。右下にあるのは、分けた卵白。これはもったいないのであとでスープに入れます。

卵黄 1個
しょうゆ
みりん  同量を適量>ま、目分量だけど。
うーん。大さじ3ぐらいづつかしらん。ま、お好みで。
これにごまとこしょうをいれてよく混ぜておきます。

これに豚肉をつけながら、焼いていきます。
つけこまないで、浸して焼いていくという感じ。
こげやすいので気をつけてねー。

卵黄がまろやかに利いて、しょうが焼きなどとはちょっと違ったおいしさです。自家製マヨネーズで作ったコールスローと一緒に。(生キャベツだとお皿に乗り切らないので、こじんまりまとめたお皿にしたいときにはコールスローをよく作ります。ざく切りでいいしねー>笑)

0701220006.JPG

卵白が残ったものは、スープにしました。

0701220007.JPG

ザーサイ
さといも
を、鶏がらスープをちょこっと入れて茹でたら
にらを入れて
卵白を流しいれて終わり。

さといもとザーサイって、結構合うんですよね。うっとり。



今日のごはんは、これにシュウマイを足して。
シュウマイは、他の料理を作りながら、先日買ったクイジナートのクッキングボックスで勝手に蒸してもらっておきました。レンジより数倍おいしい。でも、ガス台を占領しないし、調理時間を神経質に管理しなくていいので、とっても重宝しています!





私の実家は、食事のたびにすごくたくさんの料理が大皿で並ぶ家でした。
テーブルには常備菜がいっぱい並んぶ。
当然のことながら、食事が終わるころにちょっとづついろんなものが残るわけです。
まったくもって、のん兵衛家族の食事スタイル。
延々と食卓に座って晩酌を続ける人がいる家には、つまみが何かしらテーブルに残ってる必要があって、白いごはんは最後の最後にお茶漬けなどで出てくる。だから、がっつりしたおかずよりも、橋休めみたいなものとか、大皿にたくさん盛ったサラダや煮物が好まれたわけです。とにかく、すかすかになったお皿、からっぽになったお皿がテーブルにあると貧乏臭いわけで、その意味でも何かしら盛り付けられたお皿を残しておくためには、食べきりの量ではなく、ちょっとばかり大目の量を最初から作る。そんな習慣が私の実家にはありました。

で、結局一日の終わりには、その残ったものを、母はまた別の保存容器などに入れて冷蔵庫に入れて、それがまた翌日常備菜になって並んだりするわけです。

そんな風景が当たり前で育った私は
たまに、こんな風にすべて食べ切ってしまい、食卓に残るのはお皿だけ、、、
という食事がすっごくうれしい。
ああ、ちゃんとしたごはんをいっぱい食べた! という気になる。
健康的に全部食べきった! という満足感がある。
残しちゃったな、という罪悪感や
あとちょっとで全部なくなるから、。。と食べ過ぎて苦しくなったり
残ったものを保存するのが面倒だなあと思ったり
そういうのと無縁の食べっきりの食事。

0701220008.JPG

今日は、そんな風に潔く、汚れた食器だけが残った食卓を見て
とってもうれしかった私なのでした。
缶ビールもきれいに空きました。
私の日常ビールの定番は、このグリーンラベルの発泡酒ってのに決まっております>笑

一日の最後の1杯をぷしゅっとあけると幸せになれる。
1本140円前後で、こんな幸せが得られるんだもん。
ビールってホントにえらい。
そんなビールをおいしく飲めた今日に、感謝です。





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Last updated  2007年01月22日 19時53分51秒
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