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hide先生の日記 [全71件]
今年の入試は、昨年度(2011年)と同様、女の子が主人公の物語文であった。 駒場東邦中は、同世代の小学生が主人公の物語文をよく出題する。 そのせいか、テーマは友情であったり、家族の愛情であったりと身近のものが多いのが、特徴である。 今年度も、例年通りの傾向であったといえよう。 ただ設問の難易度は上がってきているので、注意が必要である。(下記の難易度表参照) さて、このような今年度の入試問題の中で、合否を決めた一題を挙げるとすれば、問15であろう。 この問15は、駒場東邦中では毎年出題される、心情の変化をまとめる大型記述であり、志望者ならば、この対策をしっかりしてきたであろうと思われるからである。 さらに記述問題で100字以内でまとめる大型記述であることから、しっかりとした記述力が要求されるため、一番差がつく問題であると考えられる。 では、解き方を見ていく。 まず、心情の変化=対比であることをしかり押さえよう。 設問文や文章内容から、 日記を読む前と読んだ後で心情が-から+に変化したこと、心情の変化のきっかけは日記を読んだことなどが読み取れる。 つまり、 日記を読む前→-な気持ち きっかけ→日記を読んだこと 日記を読んだ後→+な気持ち という文章構成で考えればいいということになる。 では、次に具体的に心情を考える。 まず、日記を読んだ後の気持ちから考えるのが鉄則。 そうしないと、気持ちの変化がずれるからである。 傍線部の前でお母さんの疲れた様子から、お母さんの精神的な苦労を思いやっていること、傍線部や直後の文から、「心の鮮度」が変化し、新鮮な気持ちで母親を見ていること、 さらに、母親を気遣うほど心の余裕が出てきたことなどを読み取る。 つまり、日記を見て、母親を違った目で見れるほど、心に余裕ができ、気持ちがやさしく前向きになったということである。 では、日記を見る前はどうであろう。 母親と父親がけんかをしたり、母親が毎日不機嫌なのは、何のとりえもない自分のせいだと自分を責めている。 自分に自信がないため、劣等感を抱いていて、その心の苦しみから逃れるために架空の人物を作り上げていることからも、このようにすべて自分のせいだと思い込むのは、自分に自信が持てないからだと考えられる。 あとは、これを対比させながら、前述の文章構成に当てはめて解答を作成していけばよい。 難易度表 問一A 問二B 問三A 問四C 問五B 問六B 問七C 問八C 問九B 問十B 問十一A 問十二A 問十三C 問十四B 問十五B A・・駒場東邦中を志望するレベルなら確実に得点に結び付けなければいけないレベル (記述問題なら8割以上の得点を目指さなければンらないレベル) B・・駒場東邦を志望するレベルなら、最低でも△か○をもらわなければならないレベル C・・駒場東邦中を志望するレベルでも、得点に結びつけるのは結構難しいというレベル セミナーを開催します。6月5日 自由が丘で、11時より 詳細はこちら。 偏差値20アップセミナー ランキングに参加しています。 ↓ ぽっちとお願いいたします。 にほんブログ村
桜蔭・開成・麻布・駒場東邦・渋幕・聖光学院・豊島岡などの超難関校に今年合格した生徒が実践していた夏の勉強法をこっそり公開してしまいます!! 6月5日(火)自由が丘で、セミナーを開催します。 おかげさまで満員になりましたが、まだ会場に余裕がありますので、若干名募集を追加します。(5年生も参加可能です。) さて、このセミナーでは私自身が個別指導で実際に指導してきた例を踏まえながら、入試問題に出題される「国語」の原理原則や、記述問題の考え方、練習の仕方を簡単に説明していきます。実際、大手塾の御三家コースの生徒やトップコースの生徒でも知らなかった指導法ですので、必見です。 セミナー後、動画でアップされますが、やはりリアルに聞いたほうがわかりやすいと思いますので、参加したほうがお得です。 算数も充実しています。今年、駒場東邦や豊島岡に合格させた講師なので、勉強法もわかりやすいと思います。 (このセミナーはあと年内で3回で終了になります。 11月がラストですが、この時期は直前期の話になります。) 以上、お知らせでした。 セミナー ランキングに参加しています。 よろしければ ↓ お願いします。 にほんブログ村
今年の入試は、昨年度(2011年)と比較し、難易度が高いのが特徴である。 特に記述問題が大幅に増えた感じがあり、今までの傾向である、選択肢や書き抜きの多さが影をひそめた。さらに今年は、女子学院中入試では珍しく、文章全体を踏まえての記述問題も出題され、文章の読解スピードや選択肢問題に対応できるスピードを上げるために、テクニックばかり訓練してきた生徒はかなり苦戦を強いられたであろう。 その2012年度入試で、合否を分けた問題として1題を挙げるとすれば、やはり、この文章全体を踏まえての記述問題であろう。 それも受験生が初めて解く文章題である1で出題しているところが、意図的なものを感じさせる。 なぜ、この問題が合否を分けるかというと、理由は2つある。 1つ目は、大手塾の女子学院対策コースでは、上記のようなことを中心に取り組んできた生徒が多いと思われるので、このような文章全体を踏まえての記述問題に取り組んだ経験が少ないうえに、対策も立てていなかっただろうと考えられるからである。 2つ目は、記述量が多いうえに、いつも通り問題数も多いので、これに時間をかけてしまうと解き終わらないまま、試験が終了してしまう可能性が高いからである。 以上のことから、この問題が合否を分けた問題といえるであろう。 では、解き方を考えていく。 一の問十である。 問題は、傍線部「その森には・・・・かかげられている。」の「その森」のさしている内容を文章全体から考えさせる問題である。 もちろん、設問文に「文章全体から考えて」とは書いていないので、ここは自分で気づくしかない。ただ、文章の最後に傍線部があるので、だいたい文章全体から考えなくてはいけない問題だと気づくことはできるはずである。 解答のポイントは、 1つ目は、文章の前半に書いてある林業地であり、動物たちの森であるという点。 2つ目は、傍線部の段落よりひとつ前の段落に書かれている地域の自然条件に適した森であり、地域の風土や暮らしの歴史に適した森であるという点。 以上の2点である。 荒山さんの森であることを踏まえ、記述である以上、手掛かりは2か所以上あるはずだから、其の特徴を述べている文を2つ以上押さえることがポイントになる。 偏差値20アップセミナー ランキングに参加しています。 ぽちっとお願いします。 にほんブログ村
今年の入試は、昨年度(2011年)と比較し、難易度が高いのが特徴である。 特に選択肢問題の難易度が上がり、大手塾の模範解答が割れているという状況である。 さらに、今年は麻布中入試では珍しい意見作文が出題され、話題となった。 その2012年度入試で、合否を分けた問題として1題を挙げるとすれば、やはり、この意見作文の問題であろう。 なぜこの問題が合否を分けるかというと、恐らく大手塾の麻布コースでは、心情の変化をまとめる問題や主題をまとめる問題ばかり取り組んできたはずなので、意見作文の書き方を訓練されていない生徒が多かったと考えられるからである。意見作文は、どちらかというと開成中に出題される傾向が強いので、麻布対策ばかりした生徒はやや苦戦しただろう。 では、解き方を考えていく。 問十二が意見作文になっている。 問題は、傍線部「この靴、だれのだろう?」に対する自分の考えを述べる問題で、波線A・Bを設定して、この問題のヒントとしている。 この波線部A、Bでは、この靴が大切なもので、思い出深いものであることが読み取れるようになっているので、この文章に出てくる夫婦の今までの人物関係と結びつけながら、解答を自分なりに推理していけばよいであろう。 大手塾の解答速報では、 おじさんの小さいころのもの、少年の母親の小さいころのものなどさまざまだったが、私自身はこの夫婦の亡くなった息子の形見ではないかと思った。 この靴を少年が履いた途端に、おばさんが涙があふれ出るのを我慢している様子やおじさんとおそろいの靴だった点から、そう考えた。 大手塾の解答と違うのは、少年の母親のものだったら、おじさんのような男物の靴は履かないだろうし、おじさんの小さいころのものだったら、おばさんが涙を流すことはないだろうと思うからである。 偏差値20アップセミナー 開成セミナー にほんブログ村
今年の入試は、昨年度(2011年)と比較し、難易度がやや下がっているのが特徴である。 ただ桜蔭中を志望する生徒は読解力や記述力をしっかり身につけている生徒が多いので、かえって高得点の争いになり、結局、記述問題の精度が合否を分けるポイントになったのではないだろうか。 桜蔭中では、2007年、2002年に童話を題材として用いているが、いずれも戦争、人間の在り方など哲学的なテーマを用いた文章だった。今年度(2012年度)もやはり、2007年度と同じように、人間の在り方を動物の姿を通して考えさせる内容となっている。 実は、開成中も2012年に人間の尊厳をテーマにした物語文を出題していて、麻布中も2010年度に童話を題材に、人間と社会のかかわりの中で自由というものを考えさせる内容を出題している。このようなことから、童話というジャンルも御三家、特に桜蔭中志望者は適応できるようにしていかなくてはならないだろう。 その2012年度入試で、合否を分けた問題として1題を挙げるとすれば、二の問四である。 なぜこの問四が合否を分けるかというと、この問題は桜蔭中では毎年、出題されるタイプの問題であるため、いままで桜蔭中対策をしっかり行ってきたかどうかが試されるし、字数も200字以内と多いので、記述力の差がはっきり出た問題であると推測されるからである。 では、解き方を考えていく。 心情の変化をまとめる問題なので、以下の手順に従って解いていく。 変化後の心情をとらえる。 ↓ 設問のつながりを意識して、 変化前の心情、変化のきっかけなどを押さえておく。 ↓ 【変化前の心情(だったが、)~するうちに、~を感じるようになり、変化後の心情が生じ たから。】 という形でまとめていく。 では具体的に考えてみよう。 まず、変化後は今まで避けていた「飛ぶこと」にチャレンジしたのだから、この動作から心情を読み取る。 今まで避けていたのは、飛べる自信がないからであり、それがこのような行動に変化したとすると、自信が生まれ、チャレンジする気持ちになったと考えられる。 では、なぜこのような気持ちになったのか、その理由を考える。 この理由は、文章の後半の内容と問三から読み取れる。「べっぴん」さんは、好意を抱いていたチドリに励まされているうちに勇気がわいてきて、必死に飛ぼうと試みたことがきっかけとなり、うまく羽を広げられるようになった。そしてだんだん自信がわいてきて、空を飛ぶことができるようになったのである。 ここまで解けたなら、あとは「今までの心情」を考えるだけだ。 これは問二で考えた「べっぴんさん」の心情が、そのまま活用できる。 あとは上述したように、 【変化前の心情(だったが、)~するうちに、~を感じるようになり、変化後の心情が生じ たから。】という形でまとめていけば、解答になる。 偏差値20アップセミナー ランキングに参加しています。 ↓ にほんブログ村
今年の入試は、昨年度(2011年)と比較し、合格者平均点が高いのが特徴である。 ただ合格者平均と受験者平均との間に、約6点差がついていることから、記述問題の精度 が合否を分けるポイントになったのではないだろうか。 その2012年度入試で、合否を分けた問題として1題を挙げるとすれば、一の問一である。 開成の問題では珍しく、抜き出し問題になっている。 なぜこの問一が合否を分けるかというと、問一の解答が、そのあとに続く記述問題の解答のヒントになっているからである。 問一では物語文の出来事の流れの中で、ポイントなる主人公の心情を抜き出す問題となっているので、そのあとで心情を考える問題のヒントになるという仕組みだ。 大手塾の開成志望者はおそらく、難易度の高い記述問題ばかり取り組んできただろうから、 意外とこういう抜き出し問題は弱いはずである。 抜き出しの範囲は文章全体に渡っているので、文章の構成をつかむ練習をしていない生徒やテクニック重視の国語の勉強をしてきた生徒、抜き出し問題に慣れていない生徒は、解くのに相当時間がかかったはずである。しかし、この設問を飛ばせば、先に述べたように設問を解く際、手がかりが見つけにくい状態になって苦しくなるという仕組みなので、そういう意味でも、この問題を解けるかどうかが合否のポイントとなったといえるであろう。 では、解き方を考えていく。 問一の設問は4つあり、すべて抜き出すところの場面が決められている。1と2は「入学式」の場面、3は五年生に苛められる場面、4は五年生とのひと悶着の後の校門を出た最後の場面という形で決められているので、その条件をしっかり読み取ってから解答を探すのが基本である。 あとは次郎や校長のセリフや心情説明の文をその場面から探せば、解答は容易に探せる。 開成を目指すレベルの生徒であれば、さほど難しい問題ではない。 ランキングに参加しています。 ↓ よろしくお願いします。 にほんブログ村
いよいよあと2週間とちょっとで、セミナーが開催されます。 定員まで、残りわずか。 5年生も参加OKですので、参加希望の方はこちらまで。 偏差値20アップセミナー これはあるネットでの保護者の意見。 「あと、どうしても開成中となると、最近の問題傾向から、算数よりも、国語対策に力を入れるべきですね。算数は理系のおとうさんでもいましたら、割とらくらく面倒見れるのでは?私は理系おかあさんでしたが、灘中はじめとして、全ての学校の算数過去問指導はできました。解いている間、他の部屋にいっているような先生の指導を受けるよりも、おとうさんにひと肌ぬいてもらったほうが、はるかにいいですよ。こどももやる気になるでしょう。 そして、国語の過去問。これはなかなか自宅で対策取れません。赤本には解答の「ある例」しか掲載されていません。どのくらい書いて何点つくのかわからない。となると、国語専門塾、御三家国語の指導がしっかりできる先生をさがしておくべきです。もちろん、国語が比較的得意でしたら、大手塾の先生、しっかり過去問添削してくださいます。でも、細かいところを質問しにくかったり、採点が帰ってくるのがおそくなってしまいますので、その場で添削してもらうのが一番ですよね。 これまた、国語専門に指導してくれる実績のある塾はいろいろありますから、探されるといいでしょう。 そして、国語についても、先生がきちんと添削する力があるのかどうか? 体験などうけましたら、一度は保護者が目を通してください。これこそ、日本語ですから、ちょっとおかしいんじゃないの? 手抜きでは?というのが、わかるはずです。 大手塾に過去問添削をお願いしましたとき、1,2回、なんだか見当外れの添削をした解答がもどってきたことがあります。いつも添削してくださった先生がお忙しかったのか? 他の経験が浅い先生のところに廻っていたみたいです。やり直ししてもらいました。」 思わず、納得してしまいました。 さて、私自身がサピックスで十年以上教えてきたこともあり、個別指導でもサピックス生を担当する子が多いのですが、サピックス生が一番悩むのが、長文記述です。 特に5年生ぐらいまでは、この長文記述を扱うBテキストと呼ばれるテキストが、そのままテスト範囲になることも多いため、サピックス生にとって避けて通れない教材なのです。 だいたい、文章のポイント説明→音読→テキスト問題や講師のオリジナル問題を解く。→添削→解説という流れが一般的です。宿題は、αレベルだと授業問題の間違い直し+テキスト問題(すべて記述+設問数10問以上)になります。 従って、私の授業は、このテキストフォローが5年生までは授業の半分を占めることになるわけです。 でも、実はこのテキストフォローは私にとっては簡単な仕事です。 なにせ、自分も長年Bテキストでαコースを中心に授業をやっていたのですから、だいたいテキストのポイントは覚えています。 あとここだけの話ですが、テスト作成もしていたので、マンスリーに狙われそうなテキストやポイントもなんとなくわかるのです。 現に、今回も予想したテキストの中から出題されましたし、何回も予想を的中させています。(笑) 教え子の一人は、私が事前にサピックスの元同僚から教えてもらっているのではないかと本気で思っていたぐらいです。(笑) 続きはこちら。 中学受験プロ講師奮闘記 |一覧|Recommend Item
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