冥王星がついに外されてしまいましたね!
こんにちは~。今日は朝8時ころから突然ものすごい豪雨に見舞われ、その後少し涼しくなったものの、今は雨も止んで蒸し暑さが戻ってきてます…。そして何故かセミの大合唱。昨日は秋の虫の勢いが強かったのに、夏の終焉が近いことに抵抗するように鳴きまくってます。長い地中での暮らしを経て、羽化してから2週間程度で寿命が尽きてしまうセミもたちに、最後まで夏を謳歌してもらいたいものですね。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ところで、昨日、ビッグニュースが世界を騒然とさせました。そうです。冥王星が太陽系の惑星から外れるというニュースです。このことにより、各方面に大きな影響が及ぶのが必至です。まずは教科書業界。この時期は来年度の教科書の印刷に入っているのですが、惑星の記述部分の印刷はストップしていたようです。そして太陽からの距離の順に、日本では太陽系の惑星を「水金地火木土天海冥(1979~99年までは水金地火木土天冥海)」と覚えていますが、英語圏でも下のような覚え方があるそうです。「My Very Educated Mother Just Served Us Nine Pizzas.」=「たいへん教養のある私のママが、私たちに9枚のピザを出してくれました。」下線を引いた部分が、惑星の頭文字に対応しているわけです。(Mercury,Venus,Earth,Mars,Jupiter,Saturn,Uranus,Neptune,Pluto)日本の覚え方は「水金地火木土天海!」と、最後の「海」を多少キレ気味に言えばこのまま使えそうなのですが(笑)、英語の覚え方は根本的考え直さないといけないようですね~。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★次に音楽業界での問題。「惑星」という有名な曲がありますが、ホルストが作曲した当時は冥王星が発見されておらず、原曲に冥王星は入っていないのです。だから問題ないなと油断はできません。ホルストの死後、2000年にケント・ナガノという指揮者に依頼されて、イギリスの作曲家コリン・マシューズという人が「冥王星」を作ってしまったのです!?←ラトル/ホルスト:惑星(冥王星付き)←ホルスト:惑星(冥王星 付)これは余計なことをしてしまいましたね~(笑)。しかも、ホルストの子孫もこの作曲を結構認めているようです。なんだかちょっと聞いてみたい気がしています。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★そして最後に、西洋占星術の問題。西洋占星術では黄道十二宮の星座(牡羊・牡牛・双子・蟹・獅子・乙女・天秤・蠍・射手・山羊・水瓶・魚)にそれぞれ守護星を割り当てています。その守護星とは、十惑星(太陽・月・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)が該当します。太陽と月は惑星ではないんですけどね~。獅子座は太陽、蟹座が月、双子座・乙女座が水星、牡牛座・天秤座が金星、牡羊座が火星、射手座が木星、山羊座が土星、水瓶座が天王星、魚座が海王星、そして蠍座が冥王星となります。蠍座の人、困りましたね~。水星と金星は2つの星座があるので、どこかに混ぜてもらうしかないのでしょうか。それにしても細木数子さん、「冥王星人」の分類を作らなくてよかったですね~。★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ほかにも色々問題があるようですが、気になったのはひとまずこんなところです。たまには夜空でも見上げて、星や星座のよもやま話に興じるというのも、悪くないですね♪