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2011年03月09日
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昭和21年(1946年)6月26日、中華民国の蒋介石率いる国民党軍と、毛沢東を指導者とする中国共産軍との間で戦闘が始まりました。国共内戦の始まりです。


        蒋介石と毛沢東
                蒋介石                 毛沢東

元々国民党軍と中国共産党とは、早くから反目していました。そのころは蒋介石率いる国民党軍が中国の大部分を占拠し、共産軍は追われて、狭西省の延安にこもっていました。

盧溝橋(ろこうきょう)事件以後、日本軍が中国に侵攻すると、張学良(ちょうがくりょう)の斡旋で両軍の和睦が成立しました。共産軍は中華民国軍の一翼を担う形で、八路軍(はちろぐん)と称し、おもに中国北部で日本軍に対抗しました。

昭和20年(1945年)8月、日本の降伏直後、毛沢東蒋介石との武力闘争を内部で指示したといわれます。

日本降伏後の昭和20年(1945年)8月30日蒋介石毛沢東は重慶で会談し、今後の中国国家建設を決める “双十協定” がまとめられ、共産党もいったんは、蒋介石率いる国民党指導下での統一国家建設を承認しました。


           重慶会談
              重慶会談における蒋介石(中央)と毛沢東(右)

しかし、双十協定は長続きせず、国民党軍と共産軍の闘争が各所で起こり、昭和21年(1946年)6月26日蒋介石は国民党軍に、共産軍支配地域への侵攻を命令したのです。

内戦の初めのころは、国民党軍が圧倒的に強く、共産軍を圧倒しましたが、共産軍は旧満州に残された日本軍の新鋭武器・弾薬を手に入れ、ソ連の援助も受けて反攻に転じました。

共産軍は国民党軍よりも規律が良く、地主の土地を小作人に分配する農地改革を実施して、国民の大部分を占めていた農民の支持を集め、1947年9月に、八路軍から人民解放軍と改称しました。

人民解放軍は、1948年秋の大攻勢で勝利を重ね、1949年1月北京入城、4月には中華民国国民政府の本拠地・南京を制圧しました。

1949年10月1日毛沢東北京の天安門壇上に立って、中華人民共和国の建国を宣言し、自らは国家主席に就任しました。


         中華人民共和国建国を宣言する毛沢東
               中華人民共和国の建国を宣言する毛沢東

人民解放軍は、同年11月30日重慶を陥落させ、かくて蒋介石率いる国民党軍は、中国本土を捨てて台湾に移りました。


         蒋介石夫妻の台湾訪問
                国共内戦中に台湾を訪問した蒋介石夫妻

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中華人民共和国建国から62年。今もなお、台湾と澎湖諸島、金門島などは、蒋介石の建てた中華民国の流れを継ぐ独立した政権の支配下にあり、国共内戦の火種は消えていません。

日本は、戦後長く台湾と国交を保っていましたが、中華人民共和国建国宣言から23年後の、昭和47年(1972年)9月29日、田中角栄内閣の時代に、台湾との国交を絶ち、中華人民共和国と日中共同声明を発表して国交を結びました。

その後の経過は、今の若い方々もよくご存知でしょう。

   






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最終更新日  2011年03月09日 10時13分08秒
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