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ハートをわしづかみ… 華岡 紬さん

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2006.11.04
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今日は倉知成満さん(当時のお名前は"倉地雄平"さん)がご出演されている「太陽にほえろ!」第658話"ラガーよ、俺たちはおまえがなぜ死んだか知っている"の感想を書きます。

この話は渡辺徹さん演じるラガー刑事の殉職話。
私はこのラガー刑事の殉職話を観るのは初めてですが、ラガー刑事が撃たれ命を落とすシーンは懐かしいドラマを特集する番組でよく放送されているので何故か馴染みを感じる話。(渡辺徹さん自身が何かのバラエティ番組だったかで当時のエピソードを語っているのも見た事があります。)本編を観る前にシーンの一部を何度も観ていたり、当時の(本編の内容を知らない故)思わず渡辺徹さんらしい涙を誘う殉職の話なのに笑ってしまうエピソードを聞いてしまっているので、正直なところしっかりと内容に集中できるだろうか(汗)なんて不安がちらつきました。

そんな心配、いりませんでしたね!

冒頭、近所の主婦と赤ちゃんとの触れ合いで、ラガーの明るい陽気な性格を前面に打ち出したシーンに始まったこの話。
それが一辺、バスジャックから複雑に絡み合う事件へと緊迫した流れに変わります。バスジャック犯、事件に便乗し自分達に良い状況作ろうと画策する暴力団、バスの中の乗客を守ろうと必死に追いかけるラガー他七曲署一係の刑事達。
病が再発しているかもしれない、という状況の中無理を押して捜査をするラガー。普段、明るさいっぱいの刑事なだけに返って痛々しい(泣)
暴力団にとって邪魔な人間がバスに乗車しており何とかしたいと思っていたところ、そこへ爆弾を持ったバスジャックが乗り込んだのをこれ幸いと、事故に見せかけ殺し屋を雇いバス爆破を企むのを突き止めた刑事達。その狙撃を食い止めなければ、とボスの指示の下、単身でラガーは居場所を探し回るんです。
私はこの時、ラガーの命の危機をはっきりと感じました。
暴力団の身勝手で非情な行いの巻き添えで乗客が殺されてしまうかもしれない。ラガーはボスとの交信でそれを聞き、暴力団に対する怒りにより声を荒げ、関係のない人達の命が奪われてしまうという事態に体を震わせ、必死に捜索。
そして、乗客を守る為・・・自らは撃たれながらも狙撃手を倒し、バス爆破は食い止められた。
ラガー刑事の殉職の真相は世間に分からずじまい、という何ともやるせないものでしたけれど(泣)仲間である刑事達の思いに心打たれる、悲しい話ではあるけれど感動するものでした。

ドックが山さんにラガーが死んでしまった事、暴力団の悪事を証明できない悔しさを電話で報告するシーン。ラガー刑事の亡骸の周りで泣き崩れるドック達仲間のシーン。
この一連のシーンは涙で画面がぼやけました。
嗚咽しながら報告するドック、それを受ける山さんの静かな衝撃と暴力団に対するふつふつと湧き上がる怒り。この対比が絶妙で更に悲しさが倍増。ドック演じる神田正輝さんが報告が終わり受話器を置いてつっぷするシーンは胸が熱くなり、まさに名シーンだと思います。山さんやドックは仲間である刑事達の命を落とす場面に何回もあっているだけに"どんな思いでいるのだろう"と観ている私もすごく辛くなります。
ずっと冷静に静かであった山さん。ラスト間近、ラガーが命を落とす原因となった暴力団幹部に怒りの形相で悔しさをぶちまける山さん・・・演じられる露口茂さんの心震わされる演技にただただ脱帽です。
もう1人、ラガーの死を悲しむ刑事でとても心を打たれた人がいました。マミー刑事演じる長谷直美さんです。泣きながら血だらけになっているラガーの死に顔をハンカチで拭いてやるマミー。もし私もそこにいたら同じ事をするかもしれない・・・と思う、マミーの何気ない行為に心が熱くなりました。

さて、最初に書いたようにこのお話、倉知成満さんがご出演されております。暴力団系探偵社の2人の探偵の内の1人を演じていらっしゃいます。冒頭、今回の話の主軸となるバスを車で尾行する探偵として登場。ネクタイを締め背広を着て、オールバック風の髪型、濃いサングラスをかけているその外見はまさしく曰くありげな感じ。外見のみでいくと"もう頬づえはつかない"で演じられていた"やくざ風の男"に近いでしょうか。今回のこの探偵役は、同乗している仲間の探偵よりも何やら胡散臭げな雰囲気が、これ又いいと思います。
濃いサングラスをかけているせいか、表情があまり分からないところが謎めいていていいんですよね。(あの麗しいお顔を見られないのは、すごく残念だけれど(汗))
捜査の過程で素性がばれ、ラガーとマイコンに署まで連行されるんだけれど。"はあっ?!"って終始とぼけている感じで、ふてぶてしさ・憎々しさといったらありませんでした。取調室でラガーに問い詰められても「職業上の秘密」とニヤニヤ笑いとぼける探偵演じる倉知成満さんの演技・皮肉のこもった様なにやけ笑いには"この探偵め~・・・。"と問い詰めるラガーではありませんが(苦笑)腹立たしさを感じさせてくれるリアルなものでしたね。(このシーンでやっとこさ、(横顔だけれども)かっちょいい倉知成満さんのお顔を見られて嬉しかったわんピンクハート赤ハートピンクハート
でも所詮、暴力団の小間使いである探偵。釈放され見せ掛けの余裕で署を出る探偵=倉知成満さん(ネクタイを締めて、背広を着ている倉知成満さんって、めちゃめちゃかっちょいいピンクハート赤ハートピンクハート)とその仲間は、落ち着かない様子で暴力団の組員を喫茶店で待つ様子は滑稽でした。虚勢をはって刑事達にはとぼけて、実は"ヤバイ~、どうしよう(汗)"という内心を表す様子を感じさせる様な事が、コーヒーを飲みつつも仲間と不安げな目で会話をするそのシーンではないでしょうか。だって、さっきまで取調室で倉知成満さん演じる探偵を問い詰めていたラガーが、すぐ傍の席でコーヒー飲んで聞き耳立ててるのに気がつかないんだもん(笑)探偵なのに間抜けよねん(汗)やっと暴力団の組員がやってきて「後は俺達に任せな。」という事を聞いて、ハッとしたもののホッとした感じの様子の探偵達。そのホッとした感じを背中で表している倉知成満さんの演技に目が行きました。ホッとした時にその心情を表す台詞はなかったけれど・・・その時の心情を背中や雰囲気で表す倉知成満さん。そういったところが、倉知成満さんという俳優さんに注目・魅了させられる点の一つでもあります。("それじゃ"と言ってそそくさと店から出る倉知成満さん演じる探偵と仲間には(笑))

ああ・・・しかし、これで又トラウマになっちゃうような殉職話・・・クッスン(号泣)






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Last updated  2006.11.04 21:51:22
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