氷子イズム

うあ～、最終回、終わっちゃったよ～。

でも、観終わって何か心が穏やかになりました。

犯人は案の定、井野でしたね～(苦笑)
まさか井野が美容整形とはいえ、元医師だったとはね。そこまでは想像していなかったなあ・・・。

で、今回最もやられちまったのは島津先生の穏やかな表情(笑)←演じる安田顕さんの表情はマジ必見
斑鳩がテレビを通して警察のミスを認め、松崎さんに対し、そして松崎さんの家族に対し詫びた姿を観ていた島津先生の表情でしょ。
終盤、法医学教室に出向いて笹井先生に父親を殺した犯人を見つけてくれたことに感謝の気持ちを伝える時の島津先生とか。
もうなんだよ～!島津先生、すっげぇかっこいいしたまらないじゃないの
と、放送が終わった後、録画したもので何回もこの2つのシーンを観てしまいました(笑)
放送が始まった頃の島津先生はクールでどちらかというと冷徹で、何考えてんだ?くらいにしか感じなかったんだけれど。前にもブログに書きましたが、島津先生が松崎さんの息子だという事実が明るみに出た途端、怒涛の勢いでものすごい魅力が溢れた人物になりました。アリアドネで誰が好き?ってなったら、白鳥はね～ジェネラルから好きだから除外して島津先生が一番好きになりましたね。
島津先生は最初の印象でイメージを固めちゃダメだね。それで注目しなかったらもったいない、そんな人物です。

そして、アリアドネの登場人物、本当に皆、よかった。
すごくよかった。

斑鳩なんてあんなに怖くて悪そうだったのに、何あれ?あの最終回の時のかっこよさ。反則だよ!って思っちゃいました(笑)
全てを見通していて、何を考えているのか。
そんな捉えどころのない人物でしたが、昨日の最終回で北山審議官の自殺に至る前の話をする時の表情が絶品でした。
ああ、この人もちゃんと人としての感情があるんだよね。
って安心しました。
その後に謝罪会見をし、頭を下げるシーンには痺れました。
あんなにも警察のミスを認めてはならないと確固たる考えを持った人が、いろいろなことを通じて変わっていく。
北山審議官の死は様々な人の心に影響したんですね。

宇佐見は井野に刺されてしまったものの、無事助かったし。
心療内科医のぐっちーらしく、宇佐見の心に入って前に進めそうだしね。
笹井先生も相当なムチャをしたけれど(苦笑)綺麗でかっこいい先生だったね。

最終回の題名で"さよなら"なんて出ていたけれど。
白鳥の粋な計らいで、以前ぐっちーが壊してしまったお気に入りの時計と同じ物をプレゼントしてお別れしたんだもの。
これでシリーズが終わりってことはないですよね?フジテレビさん!

最後に、思わず注目して観ちゃった他の点を上げて・・・。

・看護師の藤原さん、長期出張に行っていたって(笑)
・斑鳩から白鳥に似てきたと言われ、そんなことはないと否定するぐっちーだったけれど。白鳥がぐっちーと同じ考えを言い、藤原さんに似てきた発言されるぐっちー(笑)心外、って感じだったけれど、白鳥に対して強くなったぐっちーは似てきたかもね(笑)
・白鳥が好きなドラマ「法医学教室のアリアドネ」に出ている主演の女優が登場!
ってびっくりしましたわ～(笑)まさか最終回に出てくるとは思わなかったわよ(笑)
・島津先生が法医学教室に行き笹井先生にお礼を言った後に笹井先生からアイスを勧められアイスキャンディを選んだシーンが、もう～、たまら～んこのシーン、何回も観ちゃって氷子さんたら興奮しちゃったのか(笑)ものすごく寝つきが悪かったの。

「チーム・バチスタ3　アリアドネの弾丸」、楽しかった。
後半戦になってから、もう次回の放送日が待ち遠しくて待ち遠しくて、それくらい夢中になっていました。
正直、ジェネラルを引きずっていたので、アリアドネを観た当初は比べて観てしまい、登場人物やストーリーにそれほど惹き付けられていませんでした。←1話を観た時の感想を読み返すとそりゃあ否定的なものばかりだったでしょ?
けれども、話が進むにつれて登場人物それぞれの隠された苦悩や、私達が日常に実は持っている表立っては言えない様な感情や仕打ちをドラマを通して見せてくれて。そんな人間臭い彼らを観ていてすごく好きになって夢中になりました。
私は難しいことは分からないし、ドラマはこうなんだとか演技がどうなんだとか専門的なことは全然知りません。
ただ、ただ、このドラマを作り上げて下さった皆さん、そして演じ上げ見せて下さった俳優の皆さんの姿を、率直に感じたままに、好きになって魅了されました。

本当、楽しめたなあ。
楽しかった。
こんなにもドキドキして楽しんだドラマを観せて下さってありがとうございました。

次シリーズ、期待してますよ。フジテレビさん、頼んます!!