【岸田森さま】魅力爆発のマイナー特撮番組「コセイドン」
今日の映画本 ランキングへ不死蝶岸田森甦る昭和脇役名画館すごいけど変な人×13余り知られていない円谷特撮ドラマ「恐竜戦隊コセイドン」です。CSホームドラマチャンネルにて放送中です。「タイムGメン」なる時空管理局員たちが、タイムマシンで古代へ行ったり来たり、悪者を懲らしめるストーリー・・・らしいです。 およそ、特撮ドラマの主役級には不似合いな草野大吾さん、佐藤蛾次郎さんがレギュラーという点からしてカルトです。 さて、今回は岸田森さまはゲスト。ちなみに今回からシリーズは第二シーズンです。その第一回ゲスト! 岸田さまはエネルギーを秘めた化石から新兵器を造ろうとします。その風体は、例によって岸田さまがコーディネイトしたであろうトレンチコート状の実験服を着て、六角形サングラスをかけています。 角川映画「蘇える金狼」の殺し屋まんまです。 研究所はヒドラ像(in ウルトラマン)の中という「円谷育ち」を自慢する岸田さまには、ふさわしい棲家。突然、タイムGメンの監視モニターに現れ、「わたしが作ったタイムフリーザーを紹介しよう ハ ハ ハ」と、マシンガン状のものでタイムフリーザー光線を発射。推定18歳の女性を秒殺 ミイラにしてしまいます。マッドサイエンティスト岸田さまの独壇場です。 しかし、天網恢恢疎にしてもらさず。自分が造ったロボットに「人間はみんなタイムフリーザーで殺せ」と命令をインプットしたため・・・自分がタイムフリーザーの犠牲に。「やめろ」と叫びながらも、自ら光線を浴びるような(爆)岸田さま。 そして、低予算(推定)のドラマには不必要な、ミイラ・白骨化するまでの白髪化→老化→白骨化の細かいメイクをすべて行っている岸田さま。 B級特撮物(失礼)でもフルスロットル役者根性!いや、むしろB級なら余計に燃える岸田さま。 今もなお、性別問わず多くの邦画・特撮ファンの心をとらえて離さない岸田さまの雄姿でした。人気blogランキングへなつかしの映画・テレビ・特撮●横山菁児/マーチ組曲 恐竜戦隊コセイドン