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2006年03月11日
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これはホラー映画、オカルト映画ではない。
ジャンルとしては法廷ドラマである。但し、その
法廷で扱っているのは「悪魔は存在するか否か」で
ある。
従って、この映画にホラー映画にありがちなショック
描写を期待してはいけないし、逆にホラー映画は嫌い
だと、この映画を見るのを躊躇している人には、これ
は法廷ドラマだとおすすめしておきたい。
法律の条文の解釈と判例を駆使すれば、世間の常識
からは死刑必至の極悪人でも無罪に出来るのが法廷
論争なのであれば、悪魔の存在を問う法廷があっても
納得である。
裁判シーンの現在とエミリー・ローズが悪魔に憑依さ
れた過去が巧みに交差しながら物語は進む。
エミリーの両親が被告の神父をどのように思っていた
のかなど描き方が不十分な点もあるが、なかなか面白
く見ることが出来た。
悪魔憑きのシーンは過剰ではないが、なかなか迫力
がある。その場面を見ている観客にとっては、法廷
での「悪魔は存在するか否か」という論争場面は、
「過去のものとはいえ、エミリーの苦悩を直視でき
ないのか」と言いたくなるが、世の中の論争とは、その
ように「本当の主人公」を無視して行われているので
はなかろうか。
例えば、南京大虐殺はあったのか、なかったのか。
従軍慰安婦はいたのかいなかったのか、強制連行は
あったのかなかったのか、これらの論争は、その
当事者にしてみれば、なんという空疎なことだろうか
と思う。

それにしても、「悪魔の存在」を問う裁判が、成立つ
のであれば、「彼女は魔女ゆえ、殺しても妥当だ」
という裁判もありうるのだろうか?













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最終更新日  2006年03月12日 00時22分23秒
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