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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
映画「ブロークバック・マウンテン」を見ながら、
「ハッド」という現代の西部劇と 「ラストショー」という映画を連想していた。 どちらもアメリカの原風景。 調べてみると「ブロークバック・マウンテン」の 脚本家ラリー・マクマートリーは「ハッド」の 原作者であり、「ラストショー」の原作者であり 脚本家ではないか。 そして、この人はシャーリー・マクレーン、 デブラ・ウィンガー、ジャック・ニコルソン共演 の「愛と追憶の日々」の原作者でもある。 また、「ブロークバック・マウンテン」の原作者 アニー・ブルーは「シッピング・ニュース」の 原作者。 これらの作品に共通するのは「家族」。 アン・リー作品は家族を描き続けているが、現代の アメリカでの家族と家庭崩壊を描いたものとしては 「アイス・ストーム」がある。 これらの作品で描かれる家族は、決して安住の場所、 理想の場所ではない。 アメリカン・ニューシネマは、そのことを描いて 従来のアメリカ映画に対して異議を唱えたが、 それは、ニューシネマが生まれる数年前の「ハッド」 で既に描かれていたようだ。 「ブロークバック・マウンテン」はアジア出身の 監督は再生したアメリカン・ニューシネマという見方 もできるが、これをきっかけに60年代以降のアメリカ 映画史を振り返るきっかけを作ってくれた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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