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2006年06月18日
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「ダーティー・ハリー」の登場は、警察組織の枠組みや
法の限界によって悪を取り締まれないことを打破したこと
への痛快さがあった。
しかし、その続編では、ハリー・キャラハンは、第一部で
自らがそうであったような警察内部の過激派と対立する
ことになり、彼の魅力は薄れていく。
「猿の惑星」でも、猿と人間の立場の逆転というショック
が「第二部」ではミュータントの登場により、その衝撃
はなくなってくる。
(どちらも監督はテッド・ポスト!)

さて、この「デスノート」自体も、そのような危険性を
はらんでいる。
法で裁くことのできない犯罪者を情無用で殺していく。
これにはある種の痛快さがあるだろう。しかし、その立場
をどのように設定するかで、この物語の魅力は左右される
のではなかろうか?
夜神月は捜査本部に入り込むことで、単なる補完物となる
のか、それとも敵に潜り込んで、自らを捜査するという
「インファナル・アフェア」的ドラマとなるのか、それは
続編に期待したい。

前編を見る限り、せっかくの「デスノート」に権力者の
名前を書かないという点でこの物語の限界を露呈している
と評価せざるを得ない。












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最終更新日  2006年06月18日 03時06分24秒
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