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テーマ:戦争反対(1187)
カテゴリ:時事
先日、NHK教育テレビのETV特集で「小田実『遺す言葉』」を
見た。覚悟の闘病生活の中で限られた時間を1秒たりと無駄にする まいと執筆と語りを続けた。 それと重ねながら、小田さんの過去の活動にもふれていた。 印象に残った彼の言葉をあげておきたい。 阪神淡路大震災後の復興について市民立法実現で精力的に活動して いた時期に東京の街頭で訴えていたときのもの。 細部では異なる言葉があるかも知れないが、次のような内容であった。 「みなさん。市民生活を崩壊させて国家が成り立つんですか?まったく 理解できない。高速道路はなぎ倒されて崩壊した。今は、元通りになっ ている。が、その横の民家は、今も被災したままだ。何故、国家は民家 を復興しないんだ。わたしはあなた方にお願いしているのではない。 阪神大震災の被災は、あなた自身の問題だ。俺の問題じゃない。あなた の問題だ。集会に参加し、デモに参加してください。わたしはお願いし ているんじゃない。」 この言葉は今でもあらゆる場面にあてはまるのではないかと思う。 夕張、岩国、沖縄、薬害、イージス艦など国民にふりかかる問題は その地域だけ、それに関係した人だけではないはずだ。 こうした問題をリアルに自分のことと考えることのできない脳が劣化 したような人が多すぎるのではないか。 例えば、沖縄の米軍基地の問題にしても、もっとリアルに自分のことと とらえれば、被害にあった少女にも悪い面はあったなどと被害者を愚弄 する他人事・無神経の言葉は出ないはずだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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