|
全て
| カテゴリ未分類
| 浜んまち映画祭
| 「甘い人生」
| 作品レビュー(日本映画)
| 読書レビュー
| 時事
| 作品レビュー(外国映画)
| 映画の話題全般
| 映画スタッフ
| 映画俳優
| 長崎の話題
| 映画監督
| 作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
| 硫黄島2部作
| 実録・連合赤軍
| 映画「靖国」
| 演劇
| アクセス数
| 哲学カフェ
| ソーシャルネットワーク
テーマ:最近観た映画。(38636)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
この映画を見ながら、これはどこかで見たことがあるという
感覚が生じた。 その映画とは78年のアメリカ映画「愛はエーゲ海に燃ゆ」。 原題は「The Greek Tycoon」。 オナシスをモデルにした内容で、ジャクリーン・ケネディと の関係をストーリーの機軸にすえ、当然、マリア・カラスに 相当する女性も登場するが、ここではオペラ歌手ではなく、 舞台女優であった。 そのタイクーンを演じたのがアンソニー・クィン。 今回、オナシスを演じたジェラール・ダルモンよりずっと適役。 さて、今回の「マリア・カラス最後の恋」であるが、原題が 「カラスとオナシス」とあるように、これはオペラ歌手として のカラスというより一人の恋する女性としてのカラスのオナシス との愛憎劇を描いたという方があたっている。 しかし、その愛憎劇も観客に要領よくまとめて描いたという感じ で、いまひとつの深みや衝撃はない。単にセレブの愛憎にとどま るのではなく、もっと普遍化したものが欲しかった。 主役二人にさほどの存在感がなかったことも、作品自体を貧相に した原因かもしれない。その意味では「永遠のマリア・カラス」 のファニー・アルダンは良かった。 この映画で最もショックであったのは 久しぶりに見たシドニー・ロームである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[作品レビュー(外国映画)] カテゴリの最新記事
|
|