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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
この映画の原題を日本語に訳すると「我らが日々の糧」。その題名通り、この映画は、
私たちが毎日食べている肉、魚、野菜、果物などがどのようなプロセスを経て食卓に 並ぶのかを描いたドキュメンタリー映画である。 かなりショッキングな内容だ。 このように言うと牛や豚の屠殺シーンがあるからだろうと思われるかもしれないが、 そうではない。 ここに描かれているのは2003年から2005年にかけてのヨーロッパ各地の農園や 畜産場であるが、まるでSFに登場するような情景が画面に映し出される。 最低のコストで最大の生産量と利益をあげる機械化されたもので、オートメーション の自動車工場のようなシステムの中で「生命」が「食品」に変化していく。 そうした巨大なシステムの中に「私たち」も位置づけられているということだ。 そのことに気づいたときに、私は大きなショックを受ける。 エルマンノ・オルミの「木靴の樹」で家畜の屠殺シーンがあるが、あのような土着性 や神々しさなどは全く感じられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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