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テーマ:映画から何かがはじまる(569)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
あけましておめでとうございます!
1日に見た。つまり2009年最初に見た映画は「宮廷画家ゴヤ は見た」。 異端審問のスペイン、フランス革命に続くナポレオンの台頭 によりスペイン自体も大きく激動の時代に入っていく。 そのような時代を描くことは映画作家としては実にやりがい のあることであろう。 フォアマンはこの映画を現代にも通じるものとして作り上げ ている。 この物語の中で大きな要素となる「異端審問」は、あの時代 のスペインの出来事ではなく、その後も「共産主義」、「ナ チスの時代」、「反共の赤狩り時代」、そして現代の管理社 会の中にも生きている。 ロレンソのような人物は、いつの時代にも存在する。 現在の日本の不幸はロレンソのような人物ばかりが指導者層 にいること、そしてそのことを批判する勢力が不在であること ではなかろうか。 元旦に見るにしては、決して楽しい映画ではないが、今、どの ような時代に生きているかをきちんと認識する上では、まさに 一年の最初に見るに相応しい映画である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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