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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
もし、ジーン・セバーグが生きていれば、晩年のサガンに
キャスティングされたのではなかろうか? ふとそんなことを考えながらこの映画を見ていた。実は、 これくらいのインパクトとか洒落っ気が欲しいところだ。 サガンの墓碑銘には「人生と作品を手際よく片付けた」と あるが、この映画もまた、サガンの人生を手際よく描いて いる。ただし、あまりの手際よさに、サガンの内面への踏 み込みは、かなり浅い。 彼女のスキャンダラスな側面を描くことに終始し、彼女の 「何故、書くのか」という作家としての根源的なことへの 描写が欠けているのではなかろうか。華麗なる交遊関係に しても実は期待するほどは描かれていないが、そのあたり は関係者も現存している場合の伝記映画の限界かもしれな い。 このようなマイナス評価をしつつも、実はこの映画を楽し んだ。その最大の要因は、驚くほどサガンにそっくりの主 演のシルヴィ・テステューである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年08月03日 00時02分02秒
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