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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
「みんなしあわせ、めでたし、めでたし」というキャッチコピー
に偽りはない。久々に宣伝文句の通りの作品に出会った。 ドタバタ喜劇は久しぶりである。主人公の家の内外の数々の発明品 や落とし穴などの仕掛けが、そのドタバタぶりをエスカレートさせ るが、それは単に仕掛けの効果に終わっていない点がいい。 特に、人間が宙吊りになって、何かとバランスを取ることになる シーンが多いが、このシーンが意味するものは深いと思う。 この作品のいたるところに見られるのが「対立」である。 グローバリズムとローカリズム 大国と小国 自由と強制 などが描かれ、それが現代社会への風刺になっており、小気味良い。 喜劇にしては、やたらと銃撃戦が描かれるが、これは武力紛争が日 常化した国ゆえのことなのか? そうであれば、それ自体が現代への痛烈な批判である。 それにしてもこの映画、実に面白い。 その面白さを支えているのは音楽である。 サントラが欲しくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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