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カテゴリ:作品レビュー(日本映画)
「路上のソリスト」の主人公の記者ロペスは非常に
真摯で誠実な人物だと思う。ナサニエルに対する行 動についても記者としての取材対象以上のものを感 じたし、そこにはいい記事になりそうだという野心 を超えたものがあったと思う。 この映画の良さはロペスを何事にもまじめで誠実な 正義の新聞記者としてのみ描くのではなく、仕事を する者が持つ、野心や小市民的なずるがしこさなど も併せて自然に描いている点であろう。 それは決して露悪的ではなく、非常に説得力のある 描き方だと思う。 「沈まぬ太陽」に欠けている点は、まさにその部分 である。「沈まぬ太陽」には人間が全く描けていな い底の浅い作品であることは「路上のソリスト」と 比べるとよくわかる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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