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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
考えさせられる重要な作品であると思う。
この邦題は非常にいい。ある時期までアメリカという国は 正義の国であると西側の国のかなりの部分から認められて いたのではないか。その「正義」が非常に危なく怪しいも のになってきたのはベトナム戦争の頃からであろうか。 そして9.11以降のアメリカは排他的な国になってしまった。 その排他性がどれほど理不尽なものであり、むしろ犯罪的で すらあるかは「扉をたたく人」に描かれた通りであるが、 この映画もまたそのようなアメリカを容赦なく描いている。 こちらの方が「扉をたたく人」よりも救いがない分、厳しく 絶望的ですらある。 しかし、これはアメリカだけのことであろうか。 日本においても不法滞在の問題非常にシリアスな問題である。 フィリピン人のカルデロンさん一家の問題があるではないか。 アメリカは自国のこのような問題を「扉をたたく人」やこの 「正義のゆくえ I.C.E.特別捜査官」のような映画を作り 世界に発信しつつ自ら問いかけている。 国際貢献といえば、自衛隊を国外に出すことしか思い浮かば ない政府や、自国の中の不法滞在と言われる問題を無視して いる日本の映画人たちの方が実ははるかに絶望的であり、排 他的である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月02日 00時27分25秒
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