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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
原題は「Becoming Jane」、つまり「ジェイン・オースチンになること」
という意味で、この内容は作家ジェイン・オースチンの前史とでもいう べきもの。 シャネルの映画においても描かれていたが、ここでも女性が意志を持って 生きていくことが批判の対象となる状況が背景にある。しかし、よくよく 考えてみれば、女性がそのような立場におかれているということは男性に してもその社会の矛盾は受けているわけで、本来なら男性、女性と分けな いで描くべきことであろう。 さて、この映画を見て連想したのは「眺めのいい部屋」である。 ジェインとルフロイとの出会いと恋は、ルーシーとジョージ・エマソンを 連想させた。ルフロイ以外の男性はセシル・ヴァイスという位置づけであ ろうが、セシル・ヴァイスの方がはるかに魅力的で立派である。 ルフロイの存在が彼女の作家としての創作活動にどのように活きたのかと いうことが描かれていれば、そして「眺めのいい部屋」のようにジェイン とルフロイとの恋を象徴するものがあれば、良かったのにとここは残念で あった。 アン・ハサウェイは魅力的で、マギー・スミスは貫禄。 ジェームズ・マカヴォイは存在感が感じられない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年01月08日 11時24分52秒
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