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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
ハリー・ライムという人物は、この映画を支配していると
言ってもいい。 しかし、この映画でハリー・ライムが登場するのは15分も ないくらいである。それでも圧倒的な存在感は、彼を演じ るオーソン・ウェルズの力であろう。 このハリー・ライムが何故、圧倒的な存在感を示すことが 出来たかというと、これは「ボルジア家の圧政の下でミケ ランジェロやダヴィンチを生んだ云々」という名台詞によ るもの。この台詞の本質は「悪の正当化」である。 第二次世界大戦後の世界は、この悪の正当化を堂々と実行 できるようになったということだ。 この映画はそのようないわゆる「仁義なき戦い」の時代に 入ったことを示したのではなかろうか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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