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カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
この映画を通して、ほとんどすべてのエピソードに場面に登場
するのは「食事のシーン」である。猿人の場面から、ボーマン 飛行士が行き着いた先でも食事のシーンがある。 まさに「もの喰う人類史」ともいうべき作品である。 次にこの作品にないもの。それは「雨と風」という画面を魅力 的に彩る自然現象。ほとんどがそのような自然現象は起き得な い宇宙空間や宇宙船の内部であるからこれは当然ではあるが、 「人類の夜明け」の章でもそれは描かれていない。 ただ風が起きるが、これは人工的な「爆風」である。 このように考えるとこの作品は極めて静的なタッチであり、人 類の夜明けから、宇宙時代に至るまで、それぞれの時代の日常 を淡々と描いているのである。 このように書くと、ここから連想されるのは小津作品である。 もしかしたら、この映画は小津作品のSF版かも知れない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年03月23日 00時03分22秒
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