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2010年04月26日
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アンジェイ・ワイダの渾身の作品である。
アンジェイ・ワイダ自身、カティンの森事件では父親が
犠牲者の一人であり、母親も失意の中で亡くなっている。
この事件の映画化はワイダ監督の積年の思いがこもった
ものであった。それが今、こうして完成して見ることが
出来る。
ワイダの個人的な思いがこもった作品であるが、これは
決してプライベート・フィルムではない。世界中の人々に
共有できる作品となっている。
ワイダ監督作品が常に衝撃を与えているのは、作品への
情念だけではなく、それを支える映画術も兼ね備わって
いるからであろう。
ファーストシーンではナチスの侵攻から逃れた難民とソ
連軍の侵攻からの難民が交差する。この場面がこの映画の
テーマとポーランドという国の運命的状況を表現している
と思う。
また、ラスト近くで「教えて、私はどこの国にいるの?」
という台詞もまた、この映画のテーマであると同時に、
これは世界中の人々に発信されたものであろう。
もちろん、日本に対してもである。
この映画「カティンの森」が描いたことは、今の日本にも
課せられた問題である。






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最終更新日  2010年04月26日 00時10分53秒
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