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2010年12月30日
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実を言うとクリスティーナ・アギレラにはいい印象を持っていなかった。
と言うのは「ザ・ローリング・ストーンズ シャイン・ア・ライト」で
登場した彼女は完全に負けていた。それで今回は主演とは言いながらも
共演者はシェールである。またまた共演者に食われる可能性は大。
実際に見ると、その心配はなかった。これはこの二人の直接対決や共演
の場面が少ないという構成上の工夫によるものであろう。
そもそもこの作品はアレギラのワンマンショーの合間にドラマが進むと
いう構成で、ミュージカルとして優れた作品というわけではないが、
アレギラのパワー溢れる歌唱力は見事で、その部分だけでも一見の価値
はある。
バーレスククラブは、アレギラ扮するアリの魅力でお客は増えていくの
であるが、このような場はもはや主流ではないのか、借金は増え、銀行
もこれ以上の資金貸与はしない有様。そんな中で不動産屋の地上げの対
象になるわけで、バーレスク・クラブ消滅の危機に陥る。
しかし、主人公たちの活躍でその危機は回避される。
ここで注目すべきは、バーレスク・クラブの魅力が例え支持者が少数で
あっても失くしていいのかということである。
実は、これは「まちづくり」の重要な要点である。地域活性化の名目で
建設される大型商業施設などのハコモノが果たして地域のためになるも
のかどうか、もっと厳しい目で検証するべきであろう。
バーレスク・クラブの魅力は、従来の一見ありきたりのまちが持ってい
る魅力に通じるものであろう。
このような観点から見ると、この映画「バーレスク」は、ミュージカル
としては不合格スレスレかも知れないが、極めて示唆に富んだ作品であ
る。






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最終更新日  2010年12月30日 00時30分51秒
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