|
全て
| カテゴリ未分類
| 浜んまち映画祭
| 「甘い人生」
| 作品レビュー(日本映画)
| 読書レビュー
| 時事
| 作品レビュー(外国映画)
| 映画の話題全般
| 映画スタッフ
| 映画俳優
| 長崎の話題
| 映画監督
| 作品レビュー(中国、香港、韓国、台湾)
| 硫黄島2部作
| 実録・連合赤軍
| 映画「靖国」
| 演劇
| アクセス数
| 哲学カフェ
| ソーシャルネットワーク
テーマ:最近観た映画。(38633)
カテゴリ:作品レビュー(外国映画)
長い刑期を終えて出所した人物を描き、その刑期の長さを映画
ではどのように表現するだろうか? 高倉健が、そんな男を演じた作品では、出所後に入ったラーメ ン屋での値段表に驚いた表情であったり、迎えに来た人物の有 様で描いていた。 「ウォール・ストリート」はゲッコーの出所のシーンから始ま るが、そこでは携帯電話と迎えに来たリムジーンで時代の差を 表現する。 かっての大物が刑期を終え、悪と欲望が渦巻く町へと戻ってく るとなれば、西部劇にでもありそうだ。 そう、この映画はまさに西部劇である。銃弾に代わって飛び交 うのはマネーである。キャッシュではなく、数字というバーチ ャルなマネーというのは何ともシュールだ。 西部劇と思ったのも決して間違いない。 出所した伝説の悪、正義感に燃えるガンマンならぬトレーダー、 そして卑怯な新しい悪党という人物設定は、「The Good, the Bad and the Ugly」ではないか。 そう、「続・夕陽のガンマン 地獄の決闘」を連想させるが、 このテーマ曲が、ある場面で使われている。なかなか粋な使い 方である。 しかも、それに出演したイーライ・ウォラックが重要な役を演 じているではないか。 この「ウォール・ストリート」は「続・夕陽のガンマン 地獄 の決闘」が隠し味である。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011年02月09日 10時41分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[作品レビュー(外国映画)] カテゴリの最新記事
|
|