【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

フリーページ

2011年03月29日
XML
日本映画がつまらないのは政治的テーマに斬り込まないからだ
と常々思っている私にとって、議員人質と議事堂占拠やが描か
れる「SP・革命編」という映画は、ある種、非常にそそられ、
期待してしまう作品なのである。
私にとって革命とは「連合赤軍」であり、姿勢としては反権力
である。
しかし、この映画におけるものは「革命」とはほど遠く、それ
は。どちらかというと「私怨」であった。議事堂を占拠して、
現在の体制に刃向かうのであれば、それは革命と言うのかも知
れないが、そこには「反権力」の姿勢は感じられなかった。
その意味では、この作品が娯楽映画としてある程度の出来は認
めつつも、それは薄味革命でしかなかったのである。
しかし、尾形と井上の因縁の対立は非常に興味をそそられる。
この二人の関係もこの作品では決着はついていない。
「SP・革命編」の続編はあるべきだと思うし、いずれ、そこ
から真の「革命編」が出来ることも期待したいと思いたい。
そのときに尾形や井上が革命軍の側に立つのか、どうかは予測
が出来ない。だからこそ次を期待したいし、「SP」という微
妙な立場が、この作品を興味深いものにしていることの意味を
心に刻んでおきたいのである。
国会議事堂をバックにした尾形と井上の対決は、非常に意味深
いものであると思う。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年03月30日 00時11分24秒
コメント(1) | コメントを書く
[作品レビュー(日本映画)] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

哲0701

哲0701

日記/記事の投稿

コメント新着

 リボン@ Re:原田芳雄と深作欣二は、何故、本格的にタッグを組まなかったのか?(07/25) 原田芳雄さんはヤクザ映画は嫌いだったみ…
 国民洗脳から目を覚ませ!@ Re:メンフィスに行く日本人(07/02) 馬鹿メディアである、テレビ、新聞、週刊…
 背番号のないエース0829@ まず、木村拓哉 「マスカレード・ナイト」に、上記の内容…
 王島将春@ Re:「ディア・ハンター」はお嫌い?(11/06) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
 http://buycialisky.com/@ Re:映画しりとり遊びをやってみた!(03/15) mix cialis and viagraviagra cialis levi…

お気に入りブログ

法律検定ってないの… New! ポンボさん

長谷川岳氏、時代の… New! みらい0614さん

ゴジラ-1.0★第96回ア… New! 天地 はるなさん

朝早めスタート New! k-nanaさん

2279. これも夕焼け… カズ姫1さん


© Rakuten Group, Inc.