Ｍ・ナイト・シャマラン監督の最新作で、全然期待しなかったので意外と良かったです。

19世紀のあるのどかな村。森に囲まれ周囲から隔離されたその村は、森に近づくと怪奇現象が起きると言い伝えられてきた。
ある日村の青年ルシアスが森を探索しようとしたとき、森からある｢怪物」が現われて村人達を怯えさせるが・・・・・。

自然に囲まれた田園風景がとてもきれいで、ヨーロッパ映画を見ているようでした。

主人公の盲目の女性アイビーを演じるのは××××・ハワード（名前忘れました）でロン・ハワード監督の娘です。
で、この娘がとてもいい感じでした。確かラーズ・フォン・トリアの最新作にも主演で出ています。

ルシアスを演じるのはホアキン・フェニックスで、この人もいい感じです。

他にウィリアム・ハート、シガニー・ウィーバー、エイドリアン・ブロディなどいい感じ（笑）の俳優がいっぱい出ています。

ホラー映画と思って見てたんですが、これはホラーというよりはアイビーとルシアスの愛の映画、ラブ・シネマ？！ですね。

最近アメリカでホラー映画はヒットするのでホラー色を強くしたマーケティングをした結果だと思います。

「シックスセンス」のように最後にオチがあります。オチで納得するか、がっかりするかでこの映画の好き嫌いが決まると思います。

僕は最後を見てビックリ！なるほど！と思いました。←この映画でこんなリアクションするのは僕ぐらいでしょう。ほとんどの人は「ふざけるな！」と怒ると思います。

そう言えばこの映画はある短編小説のパクリということで公開当時、作家から訴えられていました。
「シックスセンス」も何かのパクリらしいですし、シャマランはパクリ好きの監督みたいです。

決してアダプテーションとは言わず、オリジナルのアイデアということでパクリをつらぬくシャマラン。

ヒッチコックがサスペンスだけを50本以上作ったように、シャマランもパクリ映画を50本以上生涯に渡って作って欲しいです。

バイバイ