「華氏911」を作ったマイケル・ムーアのデビュー作で、とても面白かったです。

デトロイト郊外にある街、ミシガン州フリント。マイケル・ムーアの生まれ育った、自動車会社GMの工場がある街です。
かつては繁栄していたこの街も1986年、従業員3万人の解雇をきっかけにどんどんさびれていくが・・・・・。

GMは日本車のアメリカ進出による経営不振のためフリントの工場を閉鎖したと言っているが、不審に思ったマイケル・ムーアがGMのCEOロジャー・スミスにインタビューしようとするドキュメンタリーです。

1989年の映画でまだマイケル・ムーアが若々しい。今みたいに貫禄もあまりないです。

解雇をきっかけに街がゴースト・タウンになっていきます。家賃を払えず人々は追い出され、空き家に入る人もいなく家がさびれていきます。
犯罪が多発して刑務所がいっぱいになり、新しい刑務所を建てるはめになります。

なんか漫画みたいな展開で街がボロボロになっていきます。アメリカってすごい（いい意味でも、悪い意味でも）と感心してしまいます。

アポなし突撃レポーターのマイケル・ムーアは「隣の晩ごはん」のヨネスケみたいですね。

マイケル・ムーアはアメリカのヨネスケ？→突撃する相手がヨネスケより全然手強いですけど。。。。。

ヨネスケこそ一般家庭じゃなく政治家などの権力者に突撃していって欲しいですね。（笑）

バイバイ