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カテゴリ:イタリア映画
僕の敬愛する映画監督の一人ミケランジェロ・アントニオーニ。(「欲望」「さすらいの二人」) この映画はアントニオーニ初のカラー作品で、色によって主人公の心情を表現しようと試みています。 大画面で見ることができてとても満足しています。メチャメチャ良かったです。 人妻ジュリアナは交通事故のショックで精神状態が不安定になっています。 ジュリアナを演じるのはアントニオーニ映画の常連モニカ・ヴィッティ(「情事」「自由の幻想」)で「太陽はひとりぼっち」のキャラとかぶっています。 工場から出る黄色の煙、壁の色が真っ赤な部屋、青い海など色彩をとても意識して作られた映画です。→誰でも語っている有名なエピソードですね。 色彩もそうですが、音に関してもとても計算して使われています。 交通事故以来、夫との関係が疎遠になり何をしても満たされない人妻の話。→欲求不満のエロ妻の話ではありませんから。(笑) 精神的に満たされない不安定な女性の話。。。。。簡単に言うとハッピーになれない女性の話ですね。(単純過ぎるなあ。。。。。) 「太陽はひとりぼっち」とあわせて見てください。 バイバイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/06/26 10:44:53 AM
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