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カテゴリ:日本映画
小津安二郎監督の映画でメチャメチャ良かったです。海外での評価が高いのも納得です。 尾道(広島県)から老夫婦が息子達に会いに20年ぶりに東京へ上京する。ところが町医者の長男、美容院経営の長女は仕事が忙しくなかなか両親の相手をすることができない・・・・・。 実の長男、長女は両親に冷たく、戦死した次男の妻が他人にもかかわらず老夫婦に優しく接するというストーリーです。 ジェネレーション・ギャップや勉強をせず遊んでばかりの大学生など、50年以上も前の映画ですが現在とあまり変わってないところが驚きです。 親子、世代を越えた人間関係がテーマなんですが、この映画を見てメチャメチャ孤独を感じました。 老夫婦は子供が5人いますが孤独な感じです。長男、長女もそれぞれ家庭をもっていますが孤独な印象。戦死した次男の妻はほんとうに一人ぼっち。 子供から孫まで合わせると10人以上身内がいるというのに登場人物全員が孤独に見えます。 人間はやっぱり一人で生きていくものなのかなと見終わった後考えました。 この映画とても素晴らしいです。特に笠智衆はやっぱり最高です。 バイバイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/08/13 11:49:41 PM
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