|
テーマ:最近観た映画。(38806)
カテゴリ:ワールドシネマ
エル・トポは息子と砂漠を旅するさすらいのガンマン。エル・トポはある村を訪れるが村人達は山賊によって大虐殺されていた。エル・トポは山賊退治のため村をあとにするが・・・・・。 映画は前編、後編に分かれています。 前編はエル・トポが山賊退治の後、女にそそのかされてマスターと呼ばれる4人の聖人たちと決闘することになります。そして4人のマスターを殺した後、自分も死んでしまいます。 後編はメチャメチャ面白かったです。人々は地底から外の町に出たいのですが、外の世界はめちゃめちゃバイオレンス。黒人が奴隷として使われておりマイノリティはどんどん銃殺される世界です。 で、メキシコ映画なのにその町の看板を見ると「Post Office」とか「City Marshall」とか英語で書かれています。この町はアメリカを表現してるんじゃないかと想像しちゃいます。(映画上映後Q&Aのコーナーで監督はこの町は世界中のいろいろな町のことでアメリカを特定したわけではないと言ってましたが。。。。。) とにかく血だらけの映画です。人々がじゃんじゃん殺されます。人だけじゃなく家畜もじゃんじゃん殺されます。大流血!大虐殺! 血の色が嘘っぽくファンタジーなのでそこまでリアルじゃないですが、次から次へと血が流されていきます。 小人や不倶者がいっぱい出てきたり、レズ・シーンがあったり、大量虐殺があったりとかなりイカれたエログロ・ファンタジーですが演出がコミカルなためそこまで過激な印象はありません。でもこの映画苦手な人は結構いるんじゃないでしょうか。 先ほども書きましたが映画上映後アレハンドロ・ホドロフスキー監督がQ&Aのために登場。 ある客がドラッグをしながらこの映画を作ったのかと質問しました。監督はドラッグはしてないと答えます。過去にLSDを一回、マッシュルームを一回しただけだそうです。ドラッグをしたときにあまりにも飛びすぎたイメージが沸いてきたので一回でやめたそうです。 アレハンドロ・ホドロフスキー。。。。。監督、脚本、主演、音楽全て一人でやって作ったクレイジー・シネマ「エル・トポ」。このおっさん、天然でぶっ飛んでるんですね。(笑) バイバイ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006/10/08 01:28:15 AM
コメント(0) | コメントを書く
[ワールドシネマ] カテゴリの最新記事
|
|