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2006/10/06
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カテゴリ:ワールドシネマ
前からずっと見たかった映画の一つでNew York Film Festivalで回顧上映されていたので見に行きました。

エル・トポは息子と砂漠を旅するさすらいのガンマン。エル・トポはある村を訪れるが村人達は山賊によって大虐殺されていた。エル・トポは山賊退治のため村をあとにするが・・・・・。

映画は前編、後編に分かれています。

前編はエル・トポが山賊退治の後、女にそそのかされてマスターと呼ばれる4人の聖人たちと決闘することになります。そして4人のマスターを殺した後、自分も死んでしまいます。
この前編は仮面ライダーとショッカーの対決を見てるみたいであまり面白くありませんでした。

そして後編はその20年後です。死んだエル・トポが僧侶となって地底の世界で復活します。そして地底に住む人々を外の世界に連れて行くためにトンネルを掘るという話です。

後編はメチャメチャ面白かったです。人々は地底から外の町に出たいのですが、外の世界はめちゃめちゃバイオレンス。黒人が奴隷として使われておりマイノリティはどんどん銃殺される世界です。

で、メキシコ映画なのにその町の看板を見ると「Post Office」とか「City Marshall」とか英語で書かれています。この町はアメリカを表現してるんじゃないかと想像しちゃいます。(映画上映後Q&Aのコーナーで監督はこの町は世界中のいろいろな町のことでアメリカを特定したわけではないと言ってましたが。。。。。)

とにかく血だらけの映画です。人々がじゃんじゃん殺されます。人だけじゃなく家畜もじゃんじゃん殺されます。大流血!大虐殺!

血の色が嘘っぽくファンタジーなのでそこまでリアルじゃないですが、次から次へと血が流されていきます。

小人や不倶者がいっぱい出てきたり、レズ・シーンがあったり、大量虐殺があったりとかなりイカれたエログロ・ファンタジーですが演出がコミカルなためそこまで過激な印象はありません。でもこの映画苦手な人は結構いるんじゃないでしょうか。

先ほども書きましたが映画上映後アレハンドロ・ホドロフスキー監督がQ&Aのために登場。
76歳というこの監督、メチャメチャ若く見えます。50代後半ぐらいに見える。話すこともぶっ飛んでいて若い。やっぱりこういう人じゃないとこんな映画は撮れないんですね。

この映画はジョン・レノンがとても気に入って配給権を獲得しミッドナイト上映によってカルト的な人気になったそうです。その辺りのいきさつを最初に話していました。

ある客がドラッグをしながらこの映画を作ったのかと質問しました。監督はドラッグはしてないと答えます。過去にLSDを一回、マッシュルームを一回しただけだそうです。ドラッグをしたときにあまりにも飛びすぎたイメージが沸いてきたので一回でやめたそうです。

アレハンドロ・ホドロフスキー。。。。。監督、脚本、主演、音楽全て一人でやって作ったクレイジー・シネマ「エル・トポ」。このおっさん、天然でぶっ飛んでるんですね。(笑)

バイバイ






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Last updated  2006/10/08 01:28:15 AM
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