メチャメチャ良かったです。とても感動しました。映画館でずっと泣いていました。

あらためて映画っていいなあと思いました。

実際にあったストーリーをもとにした映画です。ファッション雑誌「Elle」の元編集長ジャン・ドミニク・ボービーは42歳のある日突然、病に倒れる。彼は全身不随になりしゃべることが出来なくなってしまう。唯一動かすことが出来るのは左目のまぶただけ。彼は左目のまぶたの上下だけでコミュニケーションをとりながら自伝を書くことになるが・・・・・。

オープニングからしばらくはジャン目線のカメラ・ワークで全身不随になった彼の閉塞感がとてもよく表現されていました。

バックでながれる音楽はクラシックのピアノ曲やU2、「大人は判ってくれない」のオープニング曲などいろいろなジャンルの曲が使われていましたがどれも映画の雰囲気にあっていて素晴らしかったです。

主役は僕の好きな俳優、マチュー・アマルリック（「ミュンヘン」「キングス＆クイーン」）でとても良かったです。

ジャンの父親役をベルイマン映画の常連、マックス・フォン・シドー（「砂の惑星」「処女の泉」）が好演しています。

ジャンを取り巻く看護婦、家族、友人があたたかいです。

日本では新春公開ということです。2008年最初の映画にぜひどうでしょう。思いっきり泣いてください。

五体満足の自分のからだに感謝！生きてるって素晴らしい！

バイバイ